新丸ビルに入居している旭硝子、三菱UFJリースの協力を得て、2013年度に東京都と共同してデマンドレスポンス実証事業を実施しました。
デマンドレスポンス機能のテナントビルへの適用可能性を検討するにあたり、本機能が単に電力の「需給逼迫時」や「災害時」のピークカットのためだけではなく、テナントの省エネニーズを満たす仕組みとして活用できないかを中心に検証しました。
具体的には、電力消費の見える化機能、高度な照明制御機能を加え、省エネの削減率を検証しました。
電力消費見える化モニター
2013年度実績
実証実験期間の電力の省エネ実績:10%減
2014年3月に、三菱地所、大丸有協議会、リガーレ、エコッツエリア協会の4団体は「大丸有データブツク2013」をまとめました。大丸有に関連するさまざまなデータを一覧できるよう編集したものです。
これまで、大丸有CSRレポートで「大丸有の健康診断」として掲載してきたデータに加えて、まちづくり組織や民間企業、行政等がそれぞれ発表していた大丸有に関連するさまざまなデータをワンストップで一覧できるよう編集したものです。今後もこれらのモニタリングデータを継続的に収集・更新を行っていくことで、まちづくりにおける情報発信に役立てたり、将来の計画のための重要な基礎データとして役立てていきます。
2013年度実績
指標の数:111項目
データ収集期間:2013年1月〜12月
大丸有協議会が発行する、まちづくり情報誌「ON!」」は、"街づくりを優しく、柔らかく"をテーマに、まちの楽しみ方を提案しています。2013年度も3号発行しました。
2013年度のTopics
Vol.28 大丸有で過ごすライフスタイル
Vol.29 自然を見つけに大丸有を探検しよう
Vol.30 保存版!大丸有のオープンスペース
まちづくり情報誌「ON!」
「丸の内ビジョン」は、イベントや店舗情報、ニュース・天気予報等をエリア内に設置された90台のモニターへ配信しています。災害時にはNHK非常災害時緊急放送へ切替えて就業者や来街者のみなさまに役立つ情報を提供します。
2014年3月現在
設置台数:90台
丸の内ビジョン
オフタイムの交流をとおして、コミュニティ形成を図ることが目的のリガーレセミナー。2013年度は「丸の内フラワーアカデミー」「高野山AJIKANセミナー」「日本酒セミナー」「オーラルケアセミナー」など、さまざまなジヤンルの8種類のセミナーを18回開催しました。
2013年度実績
セミナー実施回数:18回
セミナー参加者数:266人
お問い合わせ
リガーレ(NPO法人大丸有エリアマネジメント協会)
tel:03-3287-5386
E-mail : ligare2002@ligare.jp
東京国際フォーラムで毎年5月の大型連休期間中に開催される、クラシック音楽の祭典「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン熱狂の日音楽祭」。9回目を迎えた2013年は、「パリ、至福の時」をテーマに開催されました。かつては、オフィス街としての色が濃く休日には閑散としていた丸の内エリア。クラシック音楽という魅力的な文化を吹き込むことで、多彩なコミュニティが生まれています。
初めての試みとしてフラッシュモブによる観客参加型のイベント「みんなでボレロ」を実施、好評を博しました。
©三浦興一
©三浦興一
2013年度実績
開催日時:2013年5月3日〜5日
来場者数:51万人
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2014
まちづくりガイドライン更新の考え方
① オリンピック・パラリンピック開催を契機としたまちづくり
・大丸有の受け入れ体制構築
・世界各国、日本国内からの来街者に東京をアピール
② 国際競争力強化に向けた取り組み
・常盤橋拠点機能の深度化
・周辺地域との連携(多様な機能の連携、歩行者回遊性等基盤強化)
丸の内シャトルは、日本橋の「メトロリンク日本橋」、臨海副都心の「ベイシャトル」と並んで、全国でも珍しい無料巡回バスです。地元企業の協賛金により無料で乗車することができます。大丸有エリア内の一周約35~40分のルートを、10時から20時までの間12~15分間隔で運行しています。
2013年度実績
1年間の利用者数:約63万人
1日の平均利用者数:約2,000人
お問い合わせ
日の丸自動車興業株式会社板橋営業所
tel : 03−3955−1188
丸の内シャトル
2013年に設立25周年を迎えた大丸有協議会は、2014年4月15日に丸ビルホールに306名を集めて記念シンポジウムを開催しました。
シンポジウム登壇者(敬称略)
福澤武(大丸有協議会会長)、石川雅己(千代田区長)、安井順一郎(東京都)
祝電:舛添要一(東京都知事)
第1部講演:金城敦彦(大丸協議会)、中村純(国土交通省)、 大森幹夫(千代田区)、永島恵子(東京都)、井上成(エコッツェリア協会)
第2部パネルセッション:仲條亮子(グーグル(株))、岸井隆幸(日本大学)、野城智也(東京大学)、山口正紀(千代田区)、小野幹雄(東京都)、中村純(国土交通省)、合場直人(大丸有協議会理事長)
リガーレは、ボランティアガイドによる丸の内ウォークガイドを実施しています。丸の内を訪れた人に、丸の内の魅力を知ってもらい、もっと好きになってほしいという想いで、歴史、建築、アート、最先端の環境技術などをテーマに案内しています。主な案内場所は、三菱一号館、東京駅、東京中央郵便局、KITTE、明治生命館、丸の内仲通りなどです。毎週火曜、木曜、金曜にテーマに沿って実施される定期コースと、希望に合わせ設定するアレンジコースがあります。
2013年度実績
参加者数:定期コース286人(含特別編)、アレンジコース790人
ボランティアガイド数:9人
お問い合わせ
リガーレ(大丸有エリアマネジメント協会)
tel : 03-3287-5386
E-mail:ligare2002@ligare.jp
リガーレは、日本橋川の清掃活動に参加しています。エリアの都市環境の向上、環境共生型まちづくりの一環として、常盤橋公園周辺の大手町・日本橋地区の企業、まちづくり団体や小学生の皆さんと一緒に活動を行っています。
2013年度実績
実施回数:5回
「まちづくりサロン」は2012年度までの「環境まちづくりサロン」が名称変更されたものです。2013年度は、エリアマネジメント組織の現状と課題、活動プロセスについて議論を展開しました。議論を通して、合意形成と行政協議、活動資金(財源)の確保などが課題として明らかになりました。それらの課題を解決するため、①マネジメントの担い手としてのステータス確保、②成果・受益がエリアを超える活動への展開、③エリア内での資金循環をベースとした資金確保、④活動の充実を支える制度構築、⑤エリアの特性・ニーズに応じた活動および組織形態の多様性確保―を活動のポイントに挙げています。
2013年度実績
実施回数:4回
リガーレは、エリアの景観形成とエリアマネジメント組織の財源確保の両立を目指して、屋外広告物の掲出事業に取り組んでいます。東京都、千代田区、大丸有まちづくり協議会、JR東日本、三菱地所プロパティマネジメント、リガーレの6団体で組成された「丸の内エリア屋外広告物モデル事業実行委員会」が事業主体となり、大丸有まちづくり懇談会が定めた「屋外広告物ガイドライン」に基づく審査を経て、丸の内仲通りを中心にまち並みにふさわしいバナーフラッグ等広告物を掲出しています。
お問い合わせ
リガーレ(大丸有エリアマネジメント協会)
tel : 03-3287-5386
E-mail:ligare2002@ligare.jp
大丸有エリアには、"歩くインフォメーション"として女性の「クリーンアテンダント」が活動しています。8人の登録メンバーのうち常時4人が季節によって異なるコスチュームを身にまといエリアを巡回。主な巡回エリアは、丸ビル・新丸ビル館内の1階と地下1階、行幸通り地下、丸ビル・新丸ビルの外周から有楽町ビルまでの丸の内仲通り(パークビルの中庭と行幸通りも含む)です。巡回時間は、10時30分から19時まで。道案内・観光案内などのガイドや、ときには写真撮影のお手伝いも。また「打ち水」開催時には浴衣を着用するなど、まちのイベント時のにぎわいにもひと役買っています。
エリアで何か困ったら気軽に彼女たちに声をかけてみてください。