三菱地所株式会社、エコッツェリア協会(一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会)では、株式会社大地を守る会、株式会社まつのと共同で、「大丸有つながる食プロジェクト協議会」を立ち上げました。さらに、3月から大丸有エリアにおける食の共同調達実験「大丸有つながる食プロジェクト」を開始します。
この実験は、大丸有エリアの食提供者と生産地を、実際の食材取引を行うことでつなぐ取り組みです。安全・安心で身体にいい、おいしい食材を運ぶ物流を通じて、生産地、店舗、お客様がつながる「食の共進化」をはかり、まちづくりにおける持続可能性の追求、食材の共同調達による環境共生、地域連携の推進を目指します。
大丸有エリアでは、「環境共生」をエリアの社会的使命として取り組んでおり、三菱地所株式会社を中心に、これまでも「食育丸の内」「丸の内マルシェ」など、食と農に関する取り組みを行ってきました。環境負荷を低減し、環境共生を定常的な都市の仕組みへと一歩進めるため、大丸有エリアにテナントや物流の立場で深く関係している食の専門集団である、株式会社大地を守る会、株式会社まつのにご協力いただくことで、目的の実現を推進することが可能になります。
3月からの実験開始後も、大丸有エリアのレストラン、ホテル、社員食堂等に参画をよびかけ、こだわりの食材調達に関心のあるテナントへの付加価値サービスを提供するとともに、「つながる食」の関係者拡大を図っていきます。
実施期間:2012年3月2日~8月31日(予定)