エコッツェリアの活動

調査・研究関連の実績

大丸有エリア共有のシンク&ドゥタンクとして、当協会の活動の裏付けとなる、以下のような調査・研究活動を行っています。

おもな調査研究領域

ソフト

  • 就業者のライフスタイルにおける質的向上と融合した貢献プログラム、商材開発(食、健康等)
  • 事業のCSV化を推進するソーシャルビジネスコミュニティ構築
  • プランニング、プロデュース人材育成プログラム開発
  • 環境教育プログラム開発 など

ハード

  • サステイナブルビルディング建築技術
  • エネルギーマネジメント・スマートコミュニティ構築技術
  • 省エネルギー・新エネルギー技術
  • 水・資源循環ソリューション開発
  • 都市緑地の高度活用ソリューション開発 など

企画・戦略立案

2007年度(19年度)

  • エコッツェリア協会設立(スキーム構築、リーディングプロジェクト策定)
  • 大丸有環境ビジョン策定(発行者は大丸有地区再開発計画推進協議会)
  • 大丸有技術ロードマップ報告書(環境分野の技術動向と予測を整理し、部分最適化を前提とした全体最適化戦略を構築する「統合型環境共生実証プラットフォーム」構築を提唱)

2008年度(20年度)

  • 大丸有まちづくりガイドライン改定 (環境共生部分の大幅な増補)
  • 大丸有エコポイントシステム導入実証

2009年度(21年度)

  • 大手町フィナンシャルシティエコミュージアム基本構想・基本設計業務
  • 大手町1-1計画 皇居お堀浄化支援設備および情報発信拠点施設コンセプト立案

2010年度(22年度)

  • エコッツェリア協会戦略と実施にかかわる中期マスタープランの検討(インターリンク)
    ※発足5年目を迎えるにあたり事業の棚卸しと、普及啓発から実践への進展に伴いより精度の高い事業戦略構築のための検討を行った。

2011年度(23年度)

  • 大手町フィナンシャルシティエコミュージアム実施設計支援・監修業務

2012年度(24年度)

  • 大丸有環境ビジョン改定に向けた検討調査

エネルギーマネジメント

2007年度(19年度)

  • 環境データベースの整備(ビルのエネルギー利用データ収集・集計)
  • ゼロカーボン化検討調査
     ※大丸有地区のCO2発生量概々算と、ガスエンジンコジェネ導入のFS調査
  • グリーンパワーキャンペーンによるイルミネーションイベントのグリーン電力化推進および個人向けグリーン電力証書の発行実証
  • 太陽光発電とリチウムイオン電池による「LEDイルミネーションベロタクシー」の開発

2008年度(20年度)

  • 大丸有地区のエネルギーベストミックスシナリオ検討調査(三菱地所)
  • 国交省 平成20年度 先導的都市環境形成促進事業
    大手町・丸の内・有楽町地区における地域冷暖房の高度化検討調査

2009年度(21年度)

  • 低炭素実証オフィスの設置(知的照明システム・輻射空調システム)
  • 環境省 平成21年度 二酸化炭素排出抑制対策に係る地球温暖化対策技術開発事業
    知的照明と輻射空調システム等を統合的に活用した低炭素型オフィス設備の最適化制御に関する技術開発
  • 大丸有周辺地区におけるエネルギー需要についての基礎調査(東京ガス)
    →生グリーン電力導入検討(出光興産、エナリス)
    →大丸有地区・周辺地域環境交通社会実験(大丸有地区再開発計画推進協議会ほか)
    →新丸ビル駐車場に電気自動車の急速充電基盤設置(※2012年撤去済)
    →ゼロタクシー運行開始(日の丸リムジン)

2010年度(22年度)

→都環境確保条例の施行に合わせ、新丸ビルに生グリーン電力供給開始
(出光プレミアムグリーンパワー発足)

  • 環境省 平成22年度 二酸化炭素排出抑制対策に係る地球温暖化対策技術開発事業
    知的照明と輻射空調システム等を統合的に活用した低炭素型オフィス設備の最適化制御に関する技術開発
  • 国交省 平成22年度 先導的都市環境形成促進事業
    大丸有地区における「グリーン・タウンマネジメント」検討調査
  • 低炭素社会に向けた地域熱供給事業の現状と将来像に関する基礎調査(東京ガス)
  • パーソナルファン製品デザインコンテスト「オフィスにおけるハリの風大賞」実施

2011年度(23年度)

  • 地域EMS導入に向けた基礎調査(三菱地所発注 ECZとMJS)
  • 屋外LED照明デザインコンテスト「庭のあかり大賞」実施
  • 食分野における低炭素化検討調査
  • 環境経営に関する実態と環境経営につながるビルマネジメント調査
    →新丸ビル前タクシー乗り場が EV/HV限定のエコなタクシー乗り場に

2012年度(24年度)

  • 東京都環境局調査 地域EMS、DR等導入に向けた基礎調査

緑化・ヒートアイランド対策

2007年度~2012年度

  • 環境データベースの整備(デジタル百葉箱による気象情報の可視化)

2008年度(20年度)

  • 大丸有地区屋上緑化技術提案競技(NPO屋上開発研究会)
    →クールシティ中枢街区事業による屋上緑化が進む

2011年度(23年度)

  • アーバンエコファーム研究会(自主事業)
    ※都市緑地の新しい活用の方向性として植物工場活用の可能性を検討
  • 屋外環境アメニティ調査(自主事業 竹中工務店 都心の緑地評価指標を提案)
  • 大丸有地区における「屋上農園環境調査」実験農園施工および維持管理業務
    (NPO屋上開発研究会 日本ビル外構に実験農園を設置)

2011年度~2012年度

  • 農水省 都市農地に関する実証調査(日本ビル前緑地内にて都市農地を実証)

水循環

2007年度(19年度)

  • 大丸有地区水利用マスタープラン策定に向けた検討調査(三菱地所発注、ECZ、MJS)

2008年度(20年度)

  • 皇居周辺の水環境基礎調査(三菱地所発注 ECZ、東京都環境技術研究所)

2009年度(21年度)

  • 皇居お堀の浄化水質改善検討会の発足(環境省・国交省 協議会)

資源循環

2008年度(20年度)

  • バイオマス・都市ガス活用による再生可能エネルギー導入促進研究
    (検討委員 東京ガス、東京都環境整備公社による調査)
  • 都心部における都市型再生可能エネルギーシステム(URES)導入促進のための調査研究 (検討委員 東京ガス、広域関東圏産業活性化センターによる調査 湿式バイオマスのFS)
    ※次年度以降は池袋地域冷暖房に継承

2012年度(24年度)

  • 大丸有エリア廃棄物の再資源化に関わる現状調査(自主事業)
    ※千代田区全体平均より当地区の再利用率は低い、再開発の進展で改善が見込まれる。
    ※分別(生ごみ、ミックスペーパー、弁当ガラ)の推進のため、運動論的な展開も重要。

サステイナブルな都市の食

2009年度(21年度)

  • 都市における「食のガイドライン」構築に向けた調査報告書

2010年度(22年度)

  • サステイナブルな都市の食WG運営
  • サステイナブルな都市の食調査研究

2011年度(23年度)

  • サステイナブルな都市の食調査研究

2012年度(24年度)

  • サステイナブルな都市の食調査研究
  • 大丸有地区食の共同調達実証事業

健康になるオフィス

2010年度~2011年度

  • 健康になるオフィス研究会の運営
  • 大丸有健康プラットフォーム構想の提案
    ※環境未来都市への応募検討時に構成要素のひとつとしても再検討
  • 働く人の健康環境にかかわる因子の抽出と構成要素の構造化企画・調査

朝大学関連

2010年度(22年度)

  • 総務省 官民連携型人材育成普及実証研究事業
    丸の内朝大学 日本再発見の旅シリーズ ~沖縄編~

その他

2012年度(24年度)

  • 生物模倣(トンボの翅)のマイクロ風力発電展示
  • ホタル育成キット「ほたるーと」設置運用
    ※大手町フィナンシャルシティ・サウスタワーの「ほたるのせせらぎ」のためのバックアップシステムとしても機能する

2013年度(25年度)