丸の内で、「食」のあり方を根本から見直し、持続可能な社会を考える
大手町・丸の内・有楽町エリア(大丸有エリア)の持続可能なまちづくりを推進する企業コミュニティである、丸の内地球環境倶楽部(企画運営:エコッツェリア協会)は、2012年度の「地球大学アドバンス」を5月28日(月)から開催します。
5年目を迎える2012年度のテーマは「食」。
これまで、「エネルギー」「生物多様性」「ソーシャルデザイン」など、科学の最前線を走る研究をまじえながら、地球環境のさまざまな問題や解決法についてトータルに学んできた「地球大学アドバンス」が、地球と人間の関係から食のサステナビリティを考えます。食の安全やファストフード化、食料高騰、マグロなど水産資源の枯渇や水不足といった問題を抱えるなか、過度に「アウトソーシング」された食生活を振り返り、暮らしの根幹である「食」を問い直します。
また2012年度からは、ゲスト講師によるセミナーに加え、参加者間による対話「ワールドカフェ」の時間を設定。ゲストが話した内容の解釈を参加者同士で補いあうことで、新しいアイデアや気づきを生む場を提供します。各回終了後には、各界の有識者が集まる丸の内地球環境倶楽部コアメンバーによる「プロジェクトメーキングセミナー」を開催することで、より深い議論と、参加者の実践を促します。
地球大学アドバンス 2012年度 開催概要
- 第51回 5月28日(月)18:30
食の大学シリーズ1 「ソーシャルキャピタル(社会資本)としてのスローフード」
ゲスト:石田雅芳氏(日本スローフード協会副会長)、戎谷徹也氏(大地を守る会理事・農産グループ長)
- 第52回 7月2日(月)18:30
食の大学シリーズ2 「東北の「食」~地球的視野でみたその豊かさと未来」
ゲスト:藻谷浩介氏(日本総合研究所 調査部 主席研究員)、佐藤卓氏(21_21デザインサイト「てまひま展」東北の食・プロデューサー ※予定)
※「東の食の会」、三菱地所「Rebirth 東北フードプロジェクト」の報告も予定
- 第53回 9月
食の大学シリーズ3 「都市農業の可能性」
- 第54回 11月
食の大学シリーズ4 「地球食OSとしての日本食」
- 第55回 2013年1月
食の大学シリーズ5 「食とライフステージ(仮)」
定員:各回50名
参加費:2,000円
開催場所:エコッツェリア (東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル10F)
- 問い合わせ先:03-6266-9400(エコッツェリア協会内)
主催:エコッツェリア協会(一般社団法人 大丸有環境共生型まちづくり推進協会) 企画・運営:Earth Literacy Program
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