大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有地区)の持続可能なまちづくりを推進しているエコッツェリア協会(一般社団法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会)では、同協会の会員企業向け研究会である「環境経営サロン」における活動内容をまとめた書籍、『環境でこそ儲ける』(小林光【編著】)を、2013年3月21日に東洋経済新報社より出版しました。
出版を記念し、4月19日に記念シンポジウムを開催いたします。
環境経営サロンは、持続可能なまちづくりを進める上で大切な、"環境リテラシーの高い企業"あるいは"サスティナビリティを追求する企業"の姿を、議論や情報交換を通して明らかにし、環境経営の価値を生み出すことを目標としています。日本企業のコアコンピタンスでもある「環境技術」「環境サービス」。これを、CSRや社会貢献として使うだけでなく、本業である事業活動とどう結び付けるか。「持続可能な発展」や「経済と環境の両立」を進める上で欠かせないこの視点から、成功だけでなく、苦労や失敗、経営判断の真相などもふくめた企業経営者のプレゼンテーションを通して考えを深めてきました。2011年のスタート以来、74の企業・団体が当サロンの活動に参加しています。
また、今回出版した『環境でこそ儲ける』では、各企業経営者プレゼンテーション内容のほか、「CSV経営」や「ISO26000」、 今後求められる21世紀の環境先進企業像についてもまとめています。
エコッツェリア協会では、今後も本書籍のように、活動の成果を広く社会に提供し、企業の成長とサスティナビリティ、日本の社会の価値創造に役立つような活動を続けてまいります。