丸の内朝大学企画委員会は、2013年度に丸の内朝大学が開校5周年を迎えることを記念し、6月3日(月)に丸ビル7階丸ビルホールにて、記念シンポジウム「学びのコミュニティが新しい時代を創造できるのか」を開催いたします。
丸の内朝大学は、都市の朝型ライフスタイル提案を目的に、朝時間の有効活用の場として2009年にスタートしました。見過ごされてきた自由時間を使ったこの「学びの場」は、学びたくても学ぶ機会のなかった大人たちの可能性を最大化し、4年間で延べ約7,700人が受講するコミュニティとなっています。
幕末から明治維新の私塾に象徴されるように、学びの場は常に時代の課題と向き合ってきました。逆に学ぶことの先には常に時代の課題があります。そこへむかって集った人々の創発によって、次の時代がつくられてきました。同じ感覚、知識、気持ちをもった人が集い、学ぶ人、教える人、そして彼らを支えていく人。学びが多くの人をつなぎ、新たなコミュニティが社会を大きく変え、時代を前に進めてきました。
丸の内朝大学も、社会に出た人が興味のあることを学び、同じ興味を持つ人々と出会い、コミュニティを形成している新しいかたちの学びの場です。知見、ビジョン、モチベーションをしっかりと持った丸の内朝大学受講生は、社会の課題、企業の課題、日本全国の地域の抱える課題を、自由な発想とパワフルな行動力で解決しようとしています。
新しいかたちの学びの場がつくるコミュニティは、今後どのような可能性があるのか。今回のシンポジウムでは、産業、地域、行政、海外と多様な視点から展望します。
シンポジウムのあとは、シンポジウム登壇者も含む参加者の懇親会(ネットワーキングレセプション)を開催いたします。