過去のアーカイブ過去のニュース

環境的にもコンフォート「丸の内ブリックスクエア」ついにオープン!

news090903_01.jpg 「三菱商事さんが移ってきて以来、ランチタイムは混雑で大変なの!(丸の内OL・S子)」そんな声もチラホラ聞こえてきていた丸の内に、ランチタイムはもちろん、接待から日々の健康まで、丸の内のコンフォートライフを演出する、「丸の内ブリックスクエア(Marunouchi BRICK SQUARE)」がオープンしました。

丸の内ブリックスクエアには、東京発出店の「ろばた焼き 磯貝」や、日本初出店のエシレバターを使った洋菓子店「エシレ・メゾン デュ ブール」といった飲食店22店舗、銀座から居を移した「ブルックスブラザーズ」やこだわりのレディスファッションを展開する「ラ フォンタナ マジョーレ」などの物販13店舗、溶岩浴やエステなども揃う「ティップネス 丸の内スタイル」など、合計36店舗が出店しています。

併設する、明治時代に建造された三菱一号館(来春オープン予定)の雰囲気を取り入れた内装は、クラシックかつモダン。「丸の内コンフォート」をテーマに、丸の内の成熟した大人のくつろぎ空間となっています。店舗や施設についての詳細は以下のサイトへ。

Marunouchi BRICK SQUARE

素敵なショップやレストランのそろうブリックスクエアですが、それ以外にも注目したいのが、敷地内に配された約2,600㎡のグリーン。特に、一号館とブリックスクエアに囲まれたイギリス庭園式の広場と2本の大きな柱の壁面にはたくさんの草花が施され、不思議の国のアリスの世界に迷い込んだような素敵な空間になっています。

そんなオシャレな空間も、実は[[ヒートアイランド対策]]に役立っているんです。広場には、多種多様な草花と低高木、[[水系施設]]によるビオトープを形成し、足元には[[保水性舗装]]を採用。また[[ドライミスト]]の設置により、夏季の気温の低下と快適性にもしっかり配慮されています。
そんな環境配慮ポイントをチェックしながら楽しめば、ショッピングや食事も、より気持ちよく楽しめるかも?!ブリックスクエアにお越しの際は、ぜひ広場も訪れてみてくださいね。

○ブリックスクエアの環境について、
もう少し詳しく知りたい!という方へ

news090903_02.JPGブリックスクエアおよびオフィス棟を含む「丸の内パークビル」は、その他にも、屋上での太陽光発電や、エアフローウィンドシステム、高効率型照明器具の採用など、たくさんの環境配慮がなされた最新の[[グリーンビルディング]]です。丸の内パークビルの太陽光発電と、エアフローウィンドウシステムについて、もう少し詳しく解説してみましょう。

屋上での太陽光発電

パークビル屋上には太陽光パネルが設置され、最大出力60kWを発電しています。これは、丸の内パークビル街区全体の夜間ライトアップをまかなえる電力に相当する量。学校や公共施設での太陽光発電の事例は増えてきていますが、オフィスビルでの採用例はまだまだ少ない現状の中、非常に大きい規模の太陽光発電施設だといえます。

エアフローウィンドウシステム

パークビルの外壁には、エアフローウィンドシステムという、ブラインドを内蔵した二重ガラスのサッシ間に室内の空気を吸い込みファンにより空気の循環・熱排出を行い、空調の省エネを図るシステムが採用されています。基準階の事務室外側のガラスには、Low-eペアガラスを採用し、日射遮蔽性を向上。ブラインドは太陽光の光を感知して角度を自動制御されており、消費電力36%の省エネを実現しています。