日本人は1年に約84回(週平均1.6回)カレーを食べるらしい。*1
3月13日(土)~3月26日(金)、丸ビル1階丸の内カフェeaseで、食育イベント「スパイスで元気!スペシャルシェフのまかないカレーライス!」が開催されます。
「安心・安全」「東京と地方」「環境共生」などをキーワードに、「都市における食のあり方」に取り組む「食育丸の内」プロジェクトの一環として行われるこのイベント。
今回は、「丸の内シェフズクラブ*2」のエスニック・フレンチ・イタリアン・中華とジャンルを越えた4名のシェフが、「東京生産のお米(八王子「高月清流米」)」と「東京近郊野菜」をたっぷり使った、4種類のオリジナルカレーをプロデュース。週替りで2種類ずつのカレーが、丸の内カフェeaseに登場します。
* 価格はいずれも1,000円(税込み)
う~ん。なんとも魅惑的なカレーたち。この2週間は、週に1.6回の日本人のカレー平均消費量なんて、簡単に超えてしまいそうです!
ランチシートには、食育に関するメッセージや、スペシャルカレーのレシピ、和洋スパイスの薬膳的効用などが記載されているので、持ち帰って家でもスペシャルカレーづくりに挑戦しながら、食育について学んでみるのもいいですね。
また、3月23日と25日には、丸の内シェフズクラブによる「イートアカデミー」や、オテル・ドゥ・ミクニの三國清三シェフらをパネリストに迎えたトークセッションなど、シェフや生産者、専門家の視点から、食生活や環境を考えるイベントも開催されるので、食についてより深く考えてみたいアナタは要チェック!
土地に育った食べ物には、そこに生きる人に必要な栄養が備わっているといいます。寒い地方の野菜は体を温めるものが多く、暖かい地方の食べ物には体を冷やすものが多くあります。
フードマイレージ(食品輸送負荷)に、食料自給率・・・・・・、日本が抱える食の問題に、まずは一歩。地場で育った旬の食べ物を美味しくいただいて元気になるところから、踏み出してみませんか?
素材から料理への変化の過程を表現した料理を食べながら、「築地産直ファーム」の生産者や「イグレック丸の内」のシェフの素材に対する期待やこだわりについてのトークセミナーを実施します。
*1 スパイス&ハーブ総合研究所
*2 丸の内シェフズクラブ
2009年2月に発足した、丸の内エリアに店舗を構えるレストランのシェフたちが中心となって、食に関する提案・発信を行う組織。新しいレストランのあり方や、食に関する意識・技術の向上、生産者・消費者・シェフをつなぐ場の提供など、食に関するあらゆることに取り組む。服部幸慶氏を会長に、様々なジャンルにわたる26人(2010年2月時点)のシェフが参加している。