夏の終わりに、こんな叫びや嘆きを口にしている人も多いのでは?
そんなアナタの心強い見方が、新丸ビル地下1階の"えん ~日本の御馳走~"。
"えん ~日本の御馳走~"は日本全国のおいしい御馳走を集めた和のコンセプトストアです。お弁当や、隣接する"だし茶漬け えん"のお茶漬けも大人気で、かくいう私の愛用店でもあります。
今回は、店長の安藤雅樹さんのガイドで、その厳しい目と舌で厳選された日本全国選りすぐりの旨いもの巡りツアーにでかけます!(店内にて)
それでは、まずは北海道へズー●イン!そのまま日本を南下して行きましょう。
北海道産の小麦粉「春ゆたか」を100%つかった、かりんとう。しっかりとした小麦の味と、それを邪魔しないやさしい甘み、固すぎずやわらかすぎない程良いサクサク感が魅力です。一口サイズの「コロリン」は仕事の合間のおやつにも良さそうですね。
「4袋もまとめ買いしていくお客さんもいるほど!リピーターの多い一品です」(安藤店長)
いわゆる"南部せんべい"の10種詰め合わせ。胡麻や落花生の定番から、いか、林檎、みそガみそ、納豆などの変り種も楽しめます。おばあちゃんの手のぬくもりが感じられるやさしい味です。
「これを知らない青森人は"もぐり"」といわれるほどの、青森県のド定番。30年を越えるロングセラー商品です。形が悪いなどの理由で市場に出回らない野菜やリンゴ、ニンニクを贅沢にすり下ろし(野菜が容器の半分以上を占めています!)、ねかせることでアクをとり旨みと甘みに変えています。
「焼肉だけでなく、炒め物や竜田揚げの下味にも」(安藤店長)
形のかわいらしい草加煎餅。一枚一枚手焼きで仕上げられています。手ごろなお値段で個包装されているので、お土産として配ったり長い打ち合わせのお茶うけなどにも使えそうです。
「"えん"で売っている醤油味、味噌、ざらめ味のうち、意外なことに一番人気は『ざらめ』なんですよ」(安藤店長)
お煎餅なのに甘いという意外性やざらめ糖の食感が良いのかもしれませんね。
一番摘みの上質の茎を使用し、それを浅く炒りあげ、独自の製法で仕上げた「茎のほうじ茶」。嫌な渋みがなく、爽やかで上品な香ばしさとスッキリとした飲み口には、喉だけでなく心も満足してしまいます。
「このほうじ茶を飲んだときは、少しびっくりしましたね。お茶好きの奥様方には茶葉が、若めの方にはティーバッグタイプが人気です」(安藤店長)
名古屋の老舗・豆福の豆菓子。"豆好き"を自称する安藤店長オススメのおやつは、カレー、きなこ、まっいっか(するめイカ、青海苔)の3味の豆菓子。
「軽い口当たりで、いつのまにか一袋食べてしまうことも。食べ過ぎ注意です!」(安藤店長)
ご飯に味噌が合うのは言わずもがな。味噌屋がつくる"おかず味噌"は、もちろんご飯にピッタリ!"ねぎ味噌"には国産の生ねぎ、かつお節を使用しており、お湯で溶けば即席のお味噌汁にもなる便利品でもあります。"隠し味"は胡瓜、大根、人参、山牛蒡、椎茸に 味噌、かつお節を贅沢に使った どこか懐かしい味のする生タイプのふりかけ。まさに隠し味として、色々な活用法がありそうです。
「お酒のアテにも最適です。飲みすぎ注意!(笑)」(安藤店長)
オリジナルのイチゴジャムをしっとりとしたカステラで挟み、ホワイトチョコレートで上品にコーティングしたお菓子。甘さも程よく、お茶請けにも喜ばれること間違いなし!月1回程度やってきては、10個まとめ買いしていくお客さんもいらっしゃるそうです。
「これは、カロリー注意です!」(安藤店長)
日本近海のイワシを使ったこのオイルサーディンは、缶詰の印象を変える一品。新鮮なうちに加工されているので身がつやつやプリプリとしています!レモンを添え、お醤油をたらせば、すぐにお酒のおつまみが完成しちゃいます。家に常備しておくと、ちょっとデキる男/女を演出できます。
出雲にある、いちじくの里・多伎の、いちじくの極上品種・蓬莱柿(ほうらいし)を、贅沢にまるごと煮込んだ姿煮。砂糖ではなく甜菜糖が使われているので、甘みがすっきりとしています。"オトナのおやつ"として、上質な紅茶や白ワインと一緒にいただきたいですね。
「少し高価にも感じるかもしれませんが、食べれば納得ですよ」(安藤店長)
懐かし感のあるパッケージがかわいい、このレモネード。実は、広島県瀬戸田町産の生レモンを果皮や種まで丸ごと使用した本格派なんです。1杯分に約570mgのビタミンCを配合しているので、夏の日焼けで疲れたお肌にも良いですね。
「レモンは瀬戸内産、砂糖は北海道産で、国産原料にこだわった商品。ロングセラー商品です」(安藤店長)
お湯で溶いて飲む甘い生姜茶は、暑い夏でも女性に人気。生姜には体をあたためる効果があるので、冷房で体が冷えてしまうみなさんは試してみては?
「紅茶に入れてジンジャーティーにしたり、炭酸で割ってジンジャーエールにしてもいいですね」(安藤店長)
愛媛県吉田町で採れた糖度が高い温州みかんだけを厳選して、内皮までまるごとジャムにしています。温州みかん30個がこのひと瓶に!
「トーストに塗る他、ヨーグルトなどにも」(安藤店長)
かつおのたたき用にサービスでつけていたタレが評判になり、タレだけ欲しいという声が多くなったことから売り出されたこのたれ。何にでも使える「なんでもござれ」をもじって「ナンデンゴたれ」という名前になったそうです。ノンオイルで無添加なところも嬉しいですね。
「醤油ベースの濃厚な味で、色々な料理に使えますが、この季節ならきゅうりトマトなどの夏野菜にかけて食べるのがオススメです」(安藤店長)
ラー油ブームの昨今、"えん"が選んだのはこの「食べるラー油!はぁっひぃふぅ」。マイルドな味のラー油が流行していますが、このラー油は辛い。ただ辛いだけではなく、贅沢に使用された国産柚子果皮の香り、ネギの甘さ、にんにくのコクが豊かなラー油に仕上げています。
「癖になる辛うまです!釜茹でうどんに、このラー油と酢をかけて食べるだけで美味しいですよ」(安藤店長)
都内では3件(物産館、直営店)でしか手に入らないこの黒糖ドーナツ棒は、安藤店長のオススメお土産No.1!芯を少し残した黒糖の浸し具合が絶妙な味わいと食感を生み出しています。小分け包装と手ごろなお値段で、職場で配ったり手土産にしたりするのにも最適。なにより自分自身のおやつに最適です。
「国内産小麦粉・沖縄産含蜜黒糖を使用したまろやかな甘さで、止まらなくなりますよ」(安藤店長)
北から南へ一気に駆けぬけた日本全国旨いもの巡りツアー、いかがでしたか? 気になる一品があれば、新丸ビルへ。旅先で食べた食べ物は、思い出を強く呼び覚ましますが、反対に食べ物をきっかけに思い出づくりの旅に出るのもよいかもしれません。 日本全国どこへでも旅立てる交通の要所・東京駅はすぐそこですよ!
住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング地下1階
TEL:03-5224-3755
営業時間:10:00~22:00 / 日祝 10:00~21:00