大丸有エリア内外の連携や協働、横断的な産学連携を促進しながら、環境共生型のまちづくりに貢献する事業を推進・支援するエコッツェリアの会員企業の活動をレポートする【エコッツェリア会員企業NEWS】です。
鹿島建設株式会社:KIビルの省エネ・CO2削減の居ながら改修
鹿島建設が、鹿島KIビルの一部を改修して、既存オフィスビルの省エネルギー・CO2削減のための改修工事の標準モデルとし、一般オフィスと比較して50%削減を目標とした実証実験を行います。
新築のみならず、様々な制約のある既存ビルのリニューアルによるZEB実現に積極的に取り組むべく、今回の実証実験を通じて、各種データを取得し技術開発を進めるとこのこと。電力需給の逼迫が懸念される現在、既存ビルの迅速かつ恒久的な対策は、社会的意義の大きなものとなるでしょう。
今回の実証実験に適用する技術は、スマート電力充放電制御は日立製作所と、人密度検知人感センサーによる空調・照明制御はオムロンなどと共同研究体制を構築。 さらにLEDを用いた明るさ感演出照明はパナソニック電工、潜顕分離空調システムについては、ダイキン工業の協力を得たもの。 運用段階の検証については、千葉大学大学院工学研究科の川瀬貴晴教授と産学連携で行い、将来的には得られた知見を開示し、恒久的節電ひいては低炭素化社会の実現に貢献する計画とのことです。
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