多彩なアートイベントをはじめ、三菱地所と箱根の彫刻の森美術館が協力する「丸の内ストリートギャラリー」や三菱一号館美術館をエリアに持つ丸の内は、一年を通じて文化や芸術にふれることができるまち。秋恒例、今年で5回目を迎える「藝大アーツ イン 東京丸の内」が10/25(火)より、始まりました。
キャンパスを飛び出してのまちとのふれあいを若いアーティストの刺激にしたいという東京藝術大学と、インタラクティブなまちを目指すにはアートは必須と考える三菱地所のコラボレーション。三菱地所では、2008年より「三菱地所賞」を設け、若いアーティストを支援していますが、今年は開催5周年を記念し「丸の内・街ブランドCD賞」を新設しました。
左)三菱地所賞を受賞した皆さん(音楽部門・美術部門各5名ずつ)
音楽部門:梅村 知世さん、田中 裕香さん、小泉 詠子さん、澤江 衣里さん、景山 昌太郎さん 美術部門:大石 雪野さん、中里 勇太さん、中村 恒克さん、伊藤 航さん、畑 友紀さん プレゼンターは三菱地所株式会社 杉山博孝取締役社長
右)丸の内・街ブランドCD賞 フルート奏者 竹山 愛さん 開催期間中ミニ・リサイタルを開催、CDは11/16(水)より全国発売
10/30(日)までの開催期間中は、音楽部門受賞者によるリサイタルや(丸ビル7階丸ビルホール)、美術部門受賞者による立体作品展示(丸ビル3階回廊)のほか、「カルメンとロートレック」と題したオリジナルオペラの上演(三菱一号館美術館で開催中の「トゥールーズ=ロートレック」展にちなんで)、世界で最も高貴だといわれるベヒシュタイン・ピアノを用いてのピアノ専攻学生のよるコンサートなど、様々なイベントが目白押し。
左)マルキューブの空間演出
右)丸ビル3階回廊の美術部門受賞者による立体作品展示。この存在感、見過ごして通るわけにはいきません!
ふと耳をすますとピアノの音が流れてきたり、突然目線の先にオブジェが現れたりと、アートを常に感じられる、いつもと一味違う丸ビルも、刺激的ですね。
が、丸の内のアートな秋はそれだけではありません。
丸ビルから一歩外へ、丸の内仲通りに出ると、アートなお庭が次々と現れる、「丸の内仲通り ガーデニングショー2011」も開催中。"都市における花と緑のめぐみ"や"環境を意識したライフスタイル"を提案する、日本有数のアーバン・ガーデニングショーも今年で8回目を迎えました。
左)テーマガーデン 保立美智子さん「ロートレック ガーデン」こちらも「トゥールーズ=ロートレック」展にちなみ、ロートレックの作品にインスピレーションを受けて制作
右)コンテストガーデンに、まちゆく人々が思わず足をとめて
それでもまだまだ飽き足らないという方は、三菱一号館美術館で開催中の「トゥールーズ=ロートレック」展を観賞するもよし、「丸の内ストリートギャラリー」でパブリックアートに出会うもよし。
あちらこちらでアートを堪能できる――そんなまちと芸術のマリアージュを、今週丸の内で、楽しんでみませんか?
会期 :2011年10月25日(火)~30日(日)11:00~21:00(最終日は20:00まで)
会場 :丸ビル(1階マルキューブ、3階回廊、7階丸ビルホール)東京都千代田区丸の内2-4-1
入場料 :無料(リサイタルを含む)
主催 :東京藝術大学、三菱地所株式会社
協賛 :鹿島建設株式会社、武田薬品工業株式会社、小岩井農牧株式会社
助成 :東京藝術大学宮田亮平学長学術研究基金、藝大フレンズ賛助金
協力 :スタインウェイ・ジャパン株式会社、日本ピアノ調律師協会、三菱電機株式会社、株式会社ソニー・ミュージックダイレクト、キリンビール株式会社、東京外国語大学
会期 :2011年10月21日(金)~10月30日(日) ※開催初日は9:30〜、最終日は20:00まで
会場 :丸ビル外構、丸の内仲通り各所
主催 :丸の内仲通りガーデニングショー2011実行委員会
共催 :日本ハンギングバスケット協会/社団法人ランドスケープコンサルタンツ協会/社団法人日本造園組合連合会/ジャパンガーデンデザイナーズ協会(JAG)/NPO法人 大丸有エリアマネジメント協会
後援 :東京都/千代田区/公益財団法人 東京観光財団/一般社団法人 千代田区観光協会/株式会社ニッポン放送/大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会
特別協賛 :三菱地所株式会社
協力 :サントリーフラワーズ株式会社/社団法人日本花き卸売市場協会
同時開催 :日比谷公園ガーデニングショー2011
http://www.hibiya-gardening-show.com/