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絆と希望、そして未来へ―『光都東京・LIGHTOPIA2011』が本日より開催

アンビエント・キャンドルパーク―プロデュース・照明デザイン 石井 幹子/写真はイメージ

「さまざまな光が東京に集う、光(LIGHT)のユートピア(Utopia)を創りたい」―そんな思いのもと「地球・環境・平和」をコンセプトに掲げ、2006年に始まった『光都東京・LIGHTOPIA』。東日本大震災では未曾有の災害が東北地方を襲い、日本全体が沈鬱な雰囲気に覆われた2011年。開催にあたり、従来のコンセプトに加え、復興の祈りを込めて「絆と希望、そして未来へ」とテーマが設定されました。

アンビエント・キャンドルパーク (丸ビルと新丸ビルの間)

日本の元気を願う「明り絵」と未来への希望を象徴する「未来花」。
「明り絵」のイラストやメッセージには、例年参加している千代田区の小学生に加え、今年は岩手県・宮城県・福島県の小学生や、ワールドカップ優勝で日本中に元気をもたらした「なでしこジャパン」をはじめとする著名人の方々も参加!

フラワー・ファンタジア―写真はイメージ

フラワー・ファンタジア (郵船ビルと東京海上日動ビルの間)

花と光と水で、春の予感や兆しを表現。「桜のシンボルツリー」として、12月下旬から3月と真冬に雄々しく咲く「啓翁桜(けいおうざくら)」が山形から登場!「フラワー・ウォーク」では、2つの花畑を回遊できるよう配置。雪解けをイメージした川を囲み、冬の寒さにも負けず力強く咲き乱れる花々に、一日も早い復興への希望を託して。

アンビエント・キャンドルパーク、フラワー・ファンタジアのエリアから、会場を囲む行幸通りの銀杏並木のシャンパンゴールドのエコイルミネーションや、皇居の馬場先壕、和田倉壕の石垣の一部へとLEDの光がつながっていく様は、「絆と希望、そして未来へ」というテーマを思い起こさせるものになりそうです。

今冬は電力不足も予想されるため、節電には例年以上の配慮をしたとのこと。これまでどおり引き続きグリーン電力が使用されるほか、よりCO2排出量のすくない省電力型のLEDを採用、すべて深夜電力を利用して充電した蓄電池(一部、電気自動車の蓄電池も)で賄われます。

会期は29日まで。
未来へとつながる光のユートピアのなか、来る年に思いを巡らせるのも一興かもしれませんね!

光都東京・LIGHTPIA2011

開催期間:2011年12月22日(木)~2011年12月29日(木)
会場:丸の内エリア
実施内容:アンビエント・キャンドルパーク 17:00~21:30
       フラワー・ファンタジア 17:00~22:00
主催:光都東京実行委員会
構成団体/東京都、千代田区、東京商工会議所、東日本旅客鉄道(株)、三菱地所(株)、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会、大丸有エリアマネジメント協会、(株)東京国際フォーラム、(財)東京観光財団、(株)ジェイアール東日本企画(順不同)
エグゼクティブ・アドバイザー:石井 幹子(いしい もとこ)
後援:環境庁、観光庁、東京都、千代田区、(財)東京観光財団、千代田区観光協会
協力:警視庁丸の内警察署、東京消防庁丸の内消防署
運営管理:(株)ジェイアール東日本企画