丸ビル1F、マルキューブに現れたこのドラム缶型の物体、いったい何だか分かりますか?
存在感抜群のこちら、地上から400キロ上空を飛行中の「国際宇宙ステーション」の一部、世界に誇る日本の実験棟『きぼう』の実物大モデルです。頭上を見上げると太陽電池パネルを広げた国際宇宙ステーション全体の模型も浮かんでおり、吹き抜け空間全体が、まるで宇宙空間であるかのように彩られています。
実はこれ、8月3日(金)より開催されている「有人宇宙開発ヒストリー展 in 丸の内」の展示の一部。"有人宇宙開発の歴史を学び、最前線を知る"をテーマに、期間中、丸の内エリア内の2会場で、模型や映像、パネルなどの展示が展開されています。
人気沸騰中のアニメ『宇宙兄弟』と一緒に写真撮影ができたり、動画で宇宙飛行士からのメッセージが見られたり、お楽しみもいっぱい。その全容をご紹介しましょう。
まずはマルキューブにある実物大『きぼう』の内部に足を踏み入れてみましょう。まるでテレビで見る宇宙ステーション内部さながら。人が浮いていないのが、ちょっと不思議に感じてしまうような空間です。
壁側には、引き出しやボタン、映像など、宇宙を知る手がかりになる様々な仕掛けが。さらには、トイレや寝室も本物そのままの様子で再現されていて、宇宙生活の一端を垣間みることができます。
宇宙空間にいる気分を味わった後は、歴史のお勉強。世界中の人の夢を乗せた有人宇宙開発の歴史が、年表になって展示されています。
その横には、現在宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士星出宇宙飛行士からのメッセージや、歴代宇宙飛行士たちの名言も展示。偉業を成し遂げた彼らの言葉に、あなたは何を感じるでしょうか?
以上の展示は、全てマルキューブで開催中のもの。もう一つの展示会場である丸の内オアゾ1FOO広場(おおひろば)には、小山宙哉氏が描く大人気漫画「宇宙兄弟」の展示コーナーが登場。複製原画やアニメシーンのパネル展示、アニメ第一話の上映(一部)など、「宇宙兄弟」の世界観を体感できます。ファンにはたまらない、主人公「六太」と「日々人」兄弟の等身大カットアウトパネルによる撮影コーナーも! 夏休みの思い出づくりに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
そして、「有人宇宙開発ヒストリー展 in 丸の内」の開催を記念して、丸の内エリアのレストラン各店舗で展開されているのが、宇宙をイメージした期間限定の特別メニュー「COSMIC MENU」です。「宇宙船カレーパン」「隕石むすび」「宇宙ピリ辛冷麺」などなど、工夫を凝らしたメニューが盛りだくさん! 展示を見た後は、丸の内エリアでホッと一息、特別メニューを味わってみるのもオススメです。
観て、知って、食べて。
この夏は丸の内で宇宙を感じてみてはいかが?