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マルシェサポーター募集中!「丸の内 行幸マルシェ×青空市場」で農家さん、生産者さんをお手伝いして「美味しい」発見あり!?

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毎月2回、第2・第4金曜日に東京駅地下道直結の行幸地下通路で開催されている「丸の内 行幸マルシェ×青空市場」。2011年にスタートして以来、新鮮な野菜やこだわりの食料品がリーズナブルに買えるとあって、普段静かな地下通りがにわかに活気づく、すっかりおなじみのイベントとして定着しました。そんなマルシェでは、今月より出展者である農家さん、生産者さんをサポートする「マルシェサポーター」を募集しています。エコッツェリア協会の高橋聖美さんとインターン山脇一恵さんが参加すると聞きつけて、同行してきました!
丸の内 行幸マルシェ×青空市場
行幸地下ギャラリー

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マルシェサポーターの"お仕事"

m_3.JPGまず、青空市場スタッフで、マルシェサポーターの窓口を担当されている水野亮平さんにご挨拶。出展者が一覧できるマップをいただき、会場内を一周します。気になるお店を見つけたら、早速紹介してもらって、まずはごあいさつから。
出展者さんから、直接お店のコンセプトや商品の紹介などのレクチャーを受けます。
すぐにお手伝いスタート。お店の運営の傍ら、老若男女いろんなお客さんと、一緒に試食などしながらおしゃべり。たまには近隣で働く知り合いも通りかかり、またおしゃべり。食べ物を介すと、自然と会話が弾むようです!

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手が空いてきたら、ちょっと他のお店もお手伝いしようかなと、お店を渡り歩く(!?)ことも可。結局、高橋さんも山脇さんも数店舗のサポートに入りました。
お二人に体験した感想をうかがうと、
「これって、みかんとはっさくを掛け合わせた柑橘なんですよ。試食してみてください。こんな"美味しい"発見があるなんて、楽しいです!」(山脇さん)
「お客さんもそもそも興味があってのぞいていらっしゃる方が多く、購買意欲も高いので、お仕事としては楽(笑)。商品について知識がつくので、売ったものは自分でも欲しくなってしまう。ただ買い物に来るだけより、買い物を楽しめますね」(高橋さん)

受け入れ側の出展者さんからも、
「はっきり言って、地方から出てきて出展しても売り上げとしてはわりには合いません。ではなぜ来ているのか。これからの農産物について一緒に考えたい。生産者が自分の気持ちを直接消費者である皆さんに届けたいんです。マルシェサポーターは、買う人・売る人からもう一歩進んだコミュニケーションが取れるので、とてもいいね!」(上野晃さん/上野農場)
との声。出展者さんとマルシェサポーター、相思相愛ですね!

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マルシェサポーターを募集する理由

青空市場実行委員長の永島敏行さんにお話をうかがいました。

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−マルシェサポーターの募集を始めた理由は?

「農家は都会を、都会は農家を支えている、お互いに直接出会える場をつくりたいと10年前に始めたのが青空市場。100億円売るのも100円売るのも大変。それがわかり合えれば、食べることを一緒に考えるのをもう一歩踏み込んで進められるのではないかと思い、マルシェサポーターの募集を始めました」

−大盛況ですが、今後の展望についてお聞かせください。

「評判を聞きつけて、出展したいというニーズも多いので、行幸地下通路を埋めつくすほど拡張したいですね。そして忘れたくないのは東北の復興。商機を求めて都会に出たいという声も多く聞きます。仮説住宅の入居者のうつは問題になっていますが、陸前高田の知り合いの医師によると、生活に張り合いを持ってもらうためにも農作業を勧めていて、それが生きがいになっているそうです。マルシェが応援できる可能性がたくさんありますよね」

次回の「丸の内 行幸マルシェ×青空市場」は2月22日(金)に開催予定。マルシェサポーターとしての参加は1時間程度からでも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
また、大丸有でも、いろんな形で、都市と生産者がつながる取り組みが増えています。食の共同調達「大丸有つながる食プロジェクト(つなまる)」もその一つ。マルシェに参加したら、「つなまる」参加レストランで食事して、つながりの輪に加わりませんか?

丸の内 行幸マルシェ×青空市場 マルシェサポーター募集

担当:水野亮平(mizuno@aozora-ichiba.co.jp)
青空市場