今年もこの季節がやってきました!毎年恒例でゴールデンウィーク(5/3〜5/5)の期間中に開催される、0歳からクラシックファンまで誰でも気軽に楽しめるクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」。これに連動した丸の内エリアの「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2013 エリアコンサート」では、87公演が無料で開催さえることが決定しました。丸の内のまちがクラシック一色に染まります!
第9回目の開催となる今年のテーマは「パリ、至福の時」。ビゼー、ドビュッシー、ラヴェルなど、19世紀後半から現在までのフランスの作曲家たち、そして20世紀初頭パリで活動したスペインの作曲家たちも交えて、この150年間、パリを彩った音楽のパノラマを繰り広げます。日本のクラシック史上最大のフランス音楽の祭典になるそうなので、期待も高まりますよね。
丸ビル1Fマルキューブでは、初日の3日(金・祝)には東京シティ・バレエ団によるカルメンやコッペリアの1シーンが上演されるほか、5日(日・祝)12:30〜13:00にはプロフェッショナルスケーターの荒川静香さんを迎え、「パリ、至福の時」について語るスペシャルトークショーも開催されます。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭2013 エリアコンサート」の詳しいスケジュールや出演者などをチェックできるオフィシャルサイトは、近日公開予定とのこと。
丸の内朝大学でも、事前予習できる「ラ・フォル・ジュルネ」クラスが今年も開催されますが、残念ながら人気で定員いっぱいのため、申し込みはすでに締切。「そもそもラ・フォル・ジュルネって何?」という方のために、まずは予備知識を簡単にご紹介します。「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」は、フランス北西部の港町ナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭です。毎年テーマとなる作曲家またはジャンルが設定され、複数箇所に設置された会場では、約45分間のコンサートが同時併行的に朝から晩まで繰り広げられます。来場者は自分の聴きたい曲を選んで、1日中好きな音楽にどっぷり浸ることができます。
ラ・フォル・ジュルネの人気はフランス国外へも拡がり、2000年からポルトガルのリスボン、2002年からはスペインのビルバオ、2005年からは「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」として東京で開催されるようになりました。
こうして始まった「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」では、1公演45分、朝から晩までいくつものプログラムを気軽にはしごしながら一流の演奏を低料金で楽しめる上、屋外コンサートやキッズプログラムなど、多彩な無料プログラムも展開。赤ちゃんからクラシックファンまで、老若男女誰でも楽しめる音楽祭として人気を集め、2012年までには延べ526万人の来場者数を記録しました。今では、ゴールデンウィークの丸の内の風物詩であると同時に、世界で最大級の音楽祭にまで成長しました。
毎年お母さんたちに大人気の「0歳からのコンサート」や、多様なキッズプログラムや無料プログラムも健在とのこと。家族みんなで、"至福"の休日を楽しむことができそうですね!