大丸有地区再開発計画推進協議会の福澤武会長は、行幸通りを「地元・大丸有の顔」と表現。行幸通りの竣工に勢いづけて、大丸有を「日本の表玄関」として、人・情報・文化が集まる、世界で最もインタラクションのあるまちにしていきたいと述べました。
行幸通りの幅員は、パリのシャンゼリゼ通りにも勝る74メートル(シャンゼリゼ通りは70メートル)。車道の内側の一部に、[[保水性舗装]]タイルを使用した歩道兼馬車道が敷かれ、皇居と東京駅が結ばれた昭和初頭と同様の4列のイチョウ並木が整備されました。
東京駅から皇居のこんもりとした緑へとのびる、広々とした道路。両側にそびえた立つ丸ビル・新丸ビルとイチョウ並木の先には、大きく開けた空。ヌケ感がなんとも気持ちのいい空間です。
行幸通りは、[[ヒートアイランド]]対策を目的とした[[風の道]]にもなっており、海からの風が、皇居の緑で冷やされた空気に向かって吹き抜ける道でもあります。ヌケ感あるのにも納得!
東京駅赤煉瓦駅舎と駅前広場の竣工は、少し先の予定。
緑の皇居と赤煉瓦の東京駅の間をつなぐ、真っ黄色のイチョウ並木で、散歩する日が待ち遠しいですね!
* 写真1枚目: 東京駅側から見た行幸通り
* 写真2枚目: 大丸有地区 行幸通り竣工を祝う会 テープカットの様子。大丸有地区再開発計画推進協議会の福沢武会長は中央
* 写真3枚目: 皇居側から見た行幸通り。東京駅はまだグレーの工事覆いに囲われている