自社ビルエントランスの水田で稲作を手がけるパソナグループでは、8月27日(金)から9月9日(木)日にかけて4回の稲刈り式が行われ、90平米の水田から白米約50キログラム分の稲が収穫されました。
8月27日の初回の稲刈り式には、国土交通省大臣 前原誠司氏や、オリンピックスケート金メダリスト 清水宏保氏などが出席。長靴を履いていっせいに水田に入り、鎌を片手に稲刈りを行いました。
「生まれて初めて稲刈りをした」
「こんな都会で稲刈りができるとは思わなかった」
「できたお米を食べるのが楽しみ」
9月7日と9日に行われた「丸の内OL 稲刈り式」に参加したパソナグループ社員の丸の内OLたちからはこんなコメントも。
現在、田んぼの上で乾燥中の稲は、この後、脱穀、精米をし、パソナグループの社員食堂などで提供される予定。ビルの中で完結する都市型の "地産地消" のひとつのモデルがここにあります。
地域での農業の復興が重要なテーマとされている昨今ですが、一方でこういった小規模・自給自足型の都市農業が、食料自給率や安心・安全な食、生物多様性などのテーマを都市の側から補完するものになっていくのかもしれません。
ちなみに、パソナグループ本部 "アーバンファーム" では、照明と温度の管理によって稲の作付けは年3回、オフィスや打ち合わせスペースの壁・天井、植物工場などの野菜は年中収穫が可能です。一年中 "実りの秋" が楽しめてしまいそうなアーバンファームは随時見学が可能なので、みなさんも秋とはいわず訪問して実りの様子を楽しんでみては?
開館時間 : 土日祝日を除く 平日 9:30~17:30
見学料 : 無料
問い合わせ: 株式会社パソナグループ 事業開発部 (03-6734-1070)