8月7日(日)AM7:30、観光客もランナーもまだちらほらといった、楠公レストハウス前に、何やらわいわいしている集団を発見。そうです、朝大生の皆さんです。
平日早朝に行われている丸の内朝大学。週1回の授業以外にも、宿題やグループワークと朝集まることが多いという彼ら。クラスメイトだけでなく、もっともっとみんなで交流したいと、たくさんの人が集まりやすい週末に今回の「丸の内朝大学 Big Weekend」を企画した、と語る阿部美奈さん。"週末の早朝は集まりやすい"という発想も朝大生ならではですね。結果は想定どおり、環境学部 環境ソーシャルプロデューサークラスを中心に、なんと9つのプロジェクトに、総勢100名を超える参加と、Bigな週末となりました!
まず目に飛び込んできたのが、おもむろに寝転がりはじめる人々。「外で寝転がるのに抵抗がある人って結構いるんです。特に女性の方は怖いと思っている方も多いのでは?」と、山口淳さん。そんな人にもゴロンの機会を提供しようというのが「モーニング・ゴロン」。普段は小金井公園や代々木公園、駒沢公園で活動されているのだそう。
「リゾートホテルに泊まると、どんなオプションを希望しますか?って聞かれますよね。そのイメージで、海中にいるような感覚を味わえるスペース、天蓋のある乙女なスペースなど、コンセプトのあるスペースづくりをしたい。バイオリンやチェロの演奏など、音楽も提供したいと思っているんです。あとは思い立ったらいつでもどこでもゴロンできるようなコンパクトなキットを作りたい!昼休みに公園でちょっとゴロンなんて、オフィスの多い丸の内にもぴったりですよね。」
さて、彼らはいったい何をしているのでしょう?答えは、大縄跳び。縄が見えないのは錯覚でも、写真のせいでもなく...エアー!丸の内朝大学の環境学部のプロジェクトのなかでもユニークさが目立つ「丸の内アスレチック」。なにか特別なものを用意しなくても、街を運動場に見立てると、段差、坂、交差点、道路の模様など当たり前にあるものでアスレチックができてしまう。エアー大縄跳び、本物の大縄跳びに負けないくらい、カロリー消費もできる模様。
夏の定番メニューそうめん。今年は節電生活に疲れた心と胃袋に、例年以上にその優しさが沁みます。使用済のペットボトルで作った流し台を使い、完全人力でそうめんを流します。普段は六本木の農業実験レストラン「六本木農園」を中心に活動中という、鈴木まりさんはじめ流し隊の面々、そのお手際は見事なもの。そうめんのほか、ミニトマト、うずらのたまごと変わり種も流れてくるのも楽しい!今後はギネスへの挑戦も企画中とのこと。一体どんなギネスをねらっているのでしょうか!?
さてさて最後は、街角でよく見かける喫煙コーナー。と思いきや、それぞれが手に持つのはシャボン玉。喫煙所のコミュニティがうらやましい、そう思ったことのある非喫煙者は意外に多いものですよね。たばこを吸う人も吸えない人も一緒に集えるたまり場として、みんなで"一服"できるなんていい!この魅力にはまって、"なんとなく止められない"というチェーンシャボラーも続出していました。
仕事も年齢もバックグラウンドもばらばらの朝大生たち。その共通点はとにかくなにかしたいというポジティブなパワーのようです。そのパワーは、集うことで、カタチになり、アクションになる。丸の内朝大学 Big Weekendには、ゆる~い雰囲気のなかにも、そんなクリエイティブな空気が満ち溢れていました。朝大生のパワー、恐るべし!
丸の内朝大学
my朝をたのしもう