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環境交通社会実験 開始! 大丸有と周辺地域4カ所に自転車駐車場を設置 (そのほかの地区内の自転車駐車場も調べてみた)

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いまや、すっかり定着した「自転車ブーム」。

小回りがきく利便性や、健康性、エコなどの側面が見直され、デザイン性の高い自転車の増加による「オシャレ感」がブームを後押しする一方で、都市でのサイクリングにはマナーや安全、インフラの整備などの面で、まだまだ課題が多いのが現状です。なかでも、自転車ユーザにとっての悩みの種のひとつが「自転車置き場(自転車駐車場/駐輪場)」。みなさんも、自転車に乗って出かけて、その置き場に困った経験が一度はあるのでは?

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2009年に実施されたシェアサイクルの交通社会実験

この課題の改善に向けて、大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会は2011年1月21日~2月10日の期間に大丸有(大手町・丸の内・有楽町)をはじめとする千代田区内の4カ所のビル(大手センタービル20台、富士ビル10台、秋葉原UDXビル20台、神田ふれあい通り20台)に自転車駐車場を設置します。

千代田区内では放置自転車が通行の妨げになっていることが問題になっています。今回の実験では、この放置自転車の解消や、土地の有効活用、公共の設備を一般の店舗や施設で運営する「公設・民運営・運営費一部公負担方式」の検証が目的とされています。

せっかくなので、そのほかの大丸有地区内の自転車駐車場も調べてみました。

お世辞にも豊かとはいえない大丸有の自転車駐車場事情。この実験を機に改善なるか!?

なお、大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会は、実験に際して、利用者・施設管理者へのヒアリングおよびアンケート調査を行う予定。みなさんも通勤、買い物などに自転車を利用して、大丸有の自転車環境について意見を寄せてみては?

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社会実験の概要

  • 実験期間: 平成23年1月21日(金)~2月10日(木)
  • 運営日:実験期間中の平日を基本とするが、利用者が多数いる秋葉原UDXビルについては休日も運営
  • 運営時間帯:10:30~17:00(秋葉原UDXビルのみ18:00まで)
  • 設置場所:秋葉原UDXビル、神田ふれあい通り、大手センタービル、富士ビル
  • 実施主体:大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会 (会長:日本大学総合科学研究所教授高橋洋二)
  • 構成団体:日本大学、法政大学、専修大学、神田駅西口商店街振興組合、秋葉原タウンマネジメント株式会社、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所、東京都、千代田区、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会、株式会社日の丸リムジン、三菱商事株式会社(順不同)

詳細:記者発表(PDF)