1月22日（土）、大手町の株式会社パソナグループ本社ビル内のアーバンファームの水田を舞台に、エコマコによる『グリーンライフファッションショー』が開催されました。

エコマコは、植物由来の先端素材や自然素材を使用したサステナブルなライフスタイルファッションを提案するブランド。今回は、パソナグループの空間提供と、株式会社資生堂のヘアメイクによる協力で、"自然と共に暮らすライフスタイル＝ナチュラルピュアライフ"を提案するショーが行われました。

発表されたのはコーンファイバー（トウモロコシ原料のポリ乳酸素材）や、シルク、和紙といった自然素材、アーバンファームで育った稲やバラからとった染料を使用した環境に優しい36スタイル。軽やかで優しい色合いの四季のスタイルが青々と育った稲に映える、ユニークなショーとなりました。

また、パソナグループはこの日、このグリーンライフファッションショーをメインイベントとした『ECO博～都会ではじめる自然との共生～』を開催しており、ガーデニング講座や環境に関するセミナーなどにのべ約400人が参加し、賑わいました。

会場となったパソナグループのアーバンファームでは、ショーの舞台になった水田のほか、レタスを栽培する植物工場、打ち合わせスペースや廊下などの様々な場所で野菜や果物などが育てられ、収穫物は社内の食堂で消費され、"自産自消"されています。

「私たちは"自然との共生"をコンセプトに2010年3月に"アーバンファーム"をオープンしました。社内には200種類以上の植物があり、社員自らが世話をすることで仕事や職場で感じるストレスを取り除くオフィスとして、開設以来多くのお客様にご来場いただいています。今回は、多くの方に都会のビルの中で環境や健康について体感してもらうことを目的として、エコマコや資生堂と共同でイベントを開催いたしました」
（株式会社パソナグループ広報室）

新しい農業のあり方を提案するオフィスとして注目を集める、アーバンファーム。東京の真ん中でのこの挑戦を、みなさんも一度ご覧になってみては？ビル1階の水田や植物工場は一般公開も行われているほか、今回のようなイベントの際には館内を巡る見学会も実施されているそうなので要チェックですよ。

植物由来の先端素材や自然素材を使用した36スタイルがお披露目された。廃棄される白無垢をアレンジしたドレスや、トウモロコシ原料のサテンやチュール、和紙のオーガンジーを使用したウェディングドレスに、観覧席から歓声があがる一面も

関連ニュース

1. 【千代田 都市農園の旅１】 花畑から水田まで！ パソナの「アーバンファーム」に行ってきた ～見学編～
2. 【千代田 都市農園の旅１】 花畑から水田まで！ パソナの「アーバンファーム」に行ってきた ～インタビュー編～