大丸有エリア内外の連携や協働、横断的な産学連携を促進しながら、環境共生型のまちづくりに貢献する事業を推進・支援するエコッツェリアの会員企業の活動をレポートする【エコッツェリア会員企業NEWS】です。
9月はCSRレポートを発行する企業が多い時期です。会員企業の中でも、三菱製紙株式会社、東日本電信電話株式会社、三菱地所株式会社がCSRレポートを発行しています。
そんな中、クレアンでは、CSR先進企業と言われる企業を中心に、9月までにサステナビリティ/CSRレポートを発行した77社のレポートの概要・傾向・掲載事例を収集・分析し報告・論評した「サステナビリティレポート動向」を発表しました。
全体的にはISO26000 の取り組みや、東日本大震災からの復興への取り組みで非常に優れたものが多く見られる一方、グローバル化の中でサプライチェーン上流の人権・労働・環境問題解決に向けた企業の関与についてはまだ発展途上であるとしています。そして、その発展のためにはCSR戦略と事業戦略の統合や情報開示を進め、NPOを含む社外とのコミュニケーション、ダイアログを実施することが望まれると論評しています。
企業にとってCSRの社会的意味が増し、各社がそのレポートによってその質を競いあう中で、このようなレポートが発行されることの意味は異常に大きなものがあります。このレポートは毎年発行されていますので、注目していきたいですね。
株式会社クレアン:調査レポート「2012年 サステナビリティレポート動向 速報版」をアップしました
* 日付はリリース日です。実施日については各リリースの詳細をご覧下さい