大丸有エリア内外の連携や協働、横断的な産学連携を促進しながら、環境共生型のまちづくりに貢献する事業を推進・支援するエコッツェリアの会員企業の活動をレポートする【エコッツェリア会員企業NEWS】です。
昨年3月11日の東日本大震災から1年と8ヶ月あまり、震災関係の報道も徐々に少なくなり、人々の関心も薄れつつあるようにも思えます。しかし、復興に向けた動きはまだまだ始まったばかり。そして、関心は薄れつつあるように見えても、着実に支援を続けている企業も数多くあります。そんな中、新たな復興への取組をさらに始めようという企業もまだまだあるのです。
竹中工務店は日本ユニセフ協会の委託による「こどもと築く復興まちづくり」のカリキュラム展開を発表、10月19日~21日に行われた再生と復興に向けた「エコプロダクツ東北2012」には戸田建設などの企業が参加しました。
そんな中、イトーキは「Econifa+RE」という復興プロジェクトを新たに開始しました。これは復興に過程で大量に出る被災木材の処理問題解決のため、この木材をチップ化して「復興ボード」に加工、これをデスクやテーブルの材料として使用するというもので、イトーキが2010年から推進している地域材活用ソリューション「Econifa」の技術とスキームを活用したものです。
そして、収益の一部は被災地の海岸林の再生支援のために寄付を行うことで、多方面から被災地の復興を支援しようというものです。復興に必要なのは何よりも継続的な支援、寄付だけでなく様々な技術やアイデアで被災地を支援する活動を応援していきたいですね!
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