大丸有エリア内外の連携や協働、横断的な産学連携を促進しながら、環境共生型のまちづくりに貢献する事業を推進・支援するエコッツェリアの会員企業の活動をレポートする【エコッツェリア会員企業NEWS】です。
都市部の温室効果ガス削減に効果的な対策の一つとして大丸有でも広く行われている緑化ですが、温室効果ガス削減に加えて生物多様性保全にも役立つのがビオトープです。ビオトープは様々な生き物が棲息する環境を整え、都市化によって生息域が減少してしまっている生き物の居場所を作るものです。
大丸有にも実はビルの屋上などにビオトープが作られていたりしますし、会員企業の中にも清水建設など自社の敷地内にビオトープを作っているところも少なくありません。
免震から壁面緑化・ビオトープまで最新技術がいっぱい!-大手町・丸の内・有楽町エコキッズ探検隊2012 in 清水建設技術研究所
戸田建設もその一つでつくば市の技術研究所の屋上にはビオトープが設置されています。戸田建設はビオトープの設置に力を入れており、聖ドミニコ学園などの学校にも整備しています。そして、設置以外にモニタリングなども行なっており、今回、武蔵野市の成蹊小学校と共同で2010年の秋より実施してきたモニタリング調査の結果を発表しました。
ビオトープは環境にいいだけでなく、子どもたちにとっては生き物や生態系を学ぶ貴重なフィールドにもなります。なかなか自然に触れることのできない都会の学校にこういった施設が増えるといいですね。
* 日付はリリース日です。実施日については各リリースの詳細をご覧下さい