みなさん、今年もビアガーデンには行きましたか?今年の夏は涼しかったので、ビールの売り上げが落ち込んでいるそうです。でも、多少涼しくても、夜風を感じながら仲間とお酒を飲むのは、良いものですよね。
大手町の常盤橋公園では、8月27日・28日に、納涼祭が行われました。地下鉄半蔵門線三越前駅から徒歩2分の場所にある常盤橋公園の面積は、わずか1,420㎡。目に付きにくい場所ということもあって、納涼祭の様子は、さながらプライベート・ビアガーデン。ゆったりした雰囲気の中、近隣で働くみなさんが、去り行く夏を惜しんで乾杯していました。
常盤橋の歴史は古く、築造は明治10年(約130年前)。歩道が配されるなど、当時の最新式の石橋で、都内で現存最古のアーチ型石橋です。石橋マニアにはたまりませんね。常盤橋公園の開園は昭和8年(約80年前)。かつての江戸城の玄関・常盤橋門の石垣の一部が残されています。そんな歴史を振り返りながら飲むと、ビールも少し高級になったような気がします。
納涼祭では、常盤橋と公園内の石垣がライトアップされ、雰囲気を盛り上げていましたが、今年の春に行われた「桜祭り」では公園内の桜がライトアップされて好評だったそう。来年のお花見の場所としてマークしておくのも良案かもしれません。