「わたしはここにいる!」
印象的なキャッチフレーズを放つのは、国連が定める
「国際女性の日」(3月8日)にちなんで、
2月27日(土)から4月3日(土)まで約1か月間にわたって開催されるイベント「Femmes@Tokyo」 (Femmes=フランス語で女性の意)。
期間中、大手町・丸の内地区では、第一線で活躍する日本とフランスの女性作家たちによるディスカッション「女たちのダイアログ」、愛を生きる女性をテーマにした映画特別上映「女たちの記憶」、世界50ヶ国の女性たちの生き生きとした姿をとらえたアートイベント「地球に生きる女性たち ティトゥアン・ラマズー展」、感性の目覚めをテーマにした「ヴァイオリンとトークの夕べ」など、さまざまなイベントが繰り広げられます。
豪華な顔ぶれによる豊富なイベントには、目移りするばかり。(詳細は下記の情報をチェック!) 既に定員に達しているイベントも出てきているよう。4月初めまで楽しめる、アートイベント 地球に生きる女性たちや、ヴァイオリンとトークの夕べなどは、早めにチェック&予約しておきましょう。
1904年3月8日ニューヨーク。女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こしたことから「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日と定められた「国際女性の日」。100年あまりのうちに、世界は変化し、求められる女性像も大きく変容してきました。
21世紀に入り、サステナブルな世界を実現していくために、社会・経済的にも文化的にも女性の力の重要性が見直されつつあります。
このイベントで、現代の女性ならではの賢さ、しなやかな美しさを、再発見してみませんか?
* 写真1枚目 : 『歴史は女で作られる』 1955年の伝説的な名作がニュープリントで蘇る!
© Films du Jeudi/Films de la Pléiade
* 写真2枚目 : メイメイ 曲芸師 中国 2005年 (ティトゥアン・ラマズー)
* 写真3枚目 : デイジー 現代のリジストラタ アメリカ 2004年 (ティトゥアン・ラマズー)
* 写真43枚目 : ネリダ、美しき混血児 ブラジル 2004年 (ティトゥアン・ラマズー)
Femmes@Tokyo(ファム@トウキョウ)
- 会場 : 大手町・丸の内地区(イベントによって異なります)
- 会期 : 2月27日(土)~4月3日(土)(イベントによって異なります)
- 入場料 : 入場無料(フランス映画特別上映会は有料)
- 主催 : フランス大使館、Cultures France、日本経済新聞
- 詳細 : Femmes@Tokyo ホームページ
○日仏女性フォーラム 女たちのダイアログ
――わたしは見つめる、書く
- 日程 : 3月7日(日)~9日(火)
- 会場 : 日経ホール 入場無料(予約制)
- 監修者 : ロール・アドレル、生駒芳子
- テーマ/パネリスト:
『愛すること、生きること』/シャンタル・トマ、荻野アンナ
『国籍、国境を超える女性の生き方』/ファトゥ・ディオム、楊逸
『恋も仕事も』/リディ・サルヴェール、江國香織 他
○フランス映画特別上映 女たちの記憶
――わたしは愛する、生きる
- 日程 : 2月28日(日)、3月1日(月)
- 会場 : 日経ホール チケット発売中
- 監修者 : セルジュ・トゥビアナ、秦 早穂子
- 演目:
『歴史は女で作られる』上映前に、セルジュ・トゥビアナ(シネマテーク・フランセーズ・ディレクター)による記念講演あり。
『隠された日記~母たち、娘たち~(仮称)』上映後に、カトリーヌ・ドヌーヴとセルジュ・トゥビアナ氏(シネマテーク・フランセーズ)のスペシャル・トークショー開催
○アートイベント 地球に生きる女性たち
――ティトゥアン・ラマズー展
- 日程 : 2月27日(土)~3月31日(水)
- 会場 : 行幸地下ギャラリー SPACE NIO 観覧無料
- ユネスコの「平和のためのアーティスト」に選ばれ、世界中を旅して世界の女性たちの素顔を写真、デッサン、映像に残すティトゥアン・ラマズー氏の作品約100点を展示
○ヴァイオリンとトークの夕べ
――感性の目覚め
- 日程 : 4月3日(土)
- 会場 : 新丸ビル3階アトリウム 入場無料(予約制)
- 奏者 : 森悠子、安紀ソリエール
- 曲目 : モーツァルト/オッフェンバック編曲 ヴァイオリン・ソナタ変ロ長調 K.378、オネゲル 2つのヴァイオリンのソナティナ/他