2010年6月21日、夏至。環境省は、朝型に生活時間をシフトすることで、夜間のムダなエネルギー消費を抑える、地球温暖化対策のためのライフスタイルを推進する活動「朝チャレ!」をスタート。朝7:30から丸ビルでキックオフイベントが開催されました。
イベントには、小沢鋭仁 環境大臣、辺見えみりさん、道端カレンさん、谷川真理さんがゲスト参加。それぞれの朝チャレ!宣言を表明しました。
「私は昔から朝型で、受験の時期にも朝5:00に起きて勉強をしていたました。最近では、ダイエットもかねてルームランナーで20分程度のランニングとウォーキングを行い、朝時間を有効活用しています」
「急にランニングを始めようといっても、第一歩のハードルがなかなか高いものですよね。私は朝に散歩をすることにしています。気持ちが落ち着くし、前向きな気持ちになれるんですよ。地方公演のときなどに城跡や公園を散歩するのも楽しいんです」
「私は最近、朝に英会話を勉強しています。朝は頭が働きやすい気がしますね。ただ、朝勉強した英会話を思い出しながら走っていると、ペースが落ちてしまうのが問題なのですが(笑)」
「私は子どもが2人いるので、子どもが起きてくる前の朝の時間を一人時間として活用しています。今の季節だと5:30くらいには起きて、読書やストレッチなど自分の時間を満喫しています」
その後は、カフェGARBでのパワーブレックファスト、TIPNESS丸の内での朝ヨガ、皇居での朝ランの3つのイベントが行われ、総勢46人が参加しました。
各イベントには、丸の内朝大学の受講生・卒業生も多数参加していた模様。参加者の「朝チャレ!宣言」では、「丸の内朝大学の究極のカレークラスを受講していたので、朝から築地にカレーを食べに行ったりします」といった声も聞かれました。
そのほか、参加者からは「省エネと健康のために、朝は階段でオフィスに行く『朝階段』を宣言します」「時間がなかなか合わない社会人の仲間と、朝に『祭り』に関するミーティングを行う『朝祭』を実行しています」などユニークな意見も聞かれました。
朝から活動して夜には休むという自然のリズムを推奨し、夜間消費電力を抑えるとともに健康的で充実した生活を実現する「朝チャレ!」。全国の世帯でこれを実施した場合、年間で約870万トンのCO2削減効果が見込まれます*。
丸の内朝大学の累計参加者が500人を超えるなど、「朝活」熱もますます高まる昨今。みなさんも「朝チャレ!」に参加してみませんか?
* 1日1時間、夜の電気使用を減らした場合、家庭のエアコンの使用時間を短縮した場合、家庭のテレビの使用時間を短縮した場合のCO2削減効果と、全国の世帯数(約5,288万世帯)をかけ合わせて試算