2008年から発行している大丸有のエリア版CSR報告書の2010年版「1000年続くまちへ。大丸有CSRレポート2010」が、7月5日に発行されました。大丸有のCSRは("Company"ではなく)"Community" Social Responsibilityを表します。このユニークなCSRレポート、大丸有コミュニティの果たすべき社会的責任と持続可能性について現在の状態を明らかにし、サステナブル・コミュニティを目指すことを広く一般の方に知ってもらう目的でつくられています。
CSRというと、なんだか小難しい印象がありますが、「カフェで読めるような、やわらかな内容とビジュアルを心がけた」というクリエイティブ・ディレクターの鈴木菜央氏の言葉の通り、著名人へのインタビュー「2050年へのまなざし」や、大丸有に関するトリビア「大丸有ってこんなとこ」などを織り交ぜた、一般の方にも親しみやすいレポートになっています。
インタビューに登場するのは、内閣官房地域活性化統合事務局長の和泉洋人氏やオテル・ドゥ・ミクニ オーナーシェフの三國清三氏など、さまざまな分野の先駆者たち。「行政」「食」「地域」「生物多様性」の切り口から2050年の都市像を考えます。
その他、実際にまちに関わる人々(ステークホルダー)の意見を伺った「ステークホルダーとの対話」や、生グリーン電力、丸の内朝大学、新ビルの環境対応などを紹介した「2009年度のCSRアクション」、CO2排出量などの各種データなどをわかりやすく例示した「大丸有の健康診断」など、充実の内容。
冊子版は、大丸有で開催されるイベント・環境セミナーで配布されるので、ぜひ手にとってみてくださいね!
また、同時にリリースされたウェブ版は、「ステークホルダーとの対話」の全文が公開されるなど、より詳細な内容がお読みいただけます。(冊子版のPDFもダウンロードしてお読みいただけます)丸の内地球環境新聞レポートでは、インタビュー「2050年へのまなざし」の全文も掲載していきますので、どうぞお楽しみに!
* 左:2009年度のCSRアクション、右:大丸有の健康診断