環境に配慮した、省エネルギー・低炭素のまちづくりが求められる中、都市のインスラストラクチャーの技術の革新には目覚ましいものがあります。その技術開発をおこなうのは大学や民間企業であるのに対し、それを実際に活用するのは自治体です。そのため、高度で環境に適合した技術を活用していくためには産・官・民の交流が不可欠です。
高度で豊かな都市社会の実現に寄与することを目的とするアーバンインフラ・テクノロジー推進会議は、その交流をはかり、より高度な都市基盤をささえるハード、ソフトの開発促進、その成果の都市づくりへの活用を図るため、第22回技術研究発表会と第17回交流展示会を丸の内でおこないます。
技術研究発表会は2010年10月28日、丸ビル8階コンファレンススクエアで10:00~16:00まで45編の論文発表が行われます。その分野は、「環境・エネルギー」「情報・交通」「まちづくり(ハード)」「まちづくり(ソフト)」「低酸素」の5つに分かれ、発表者の所属は地方自治体、建設会社、大学、独立の研究所と多岐にわたります。
たとえば、ジェイアール東日本コンサルタンツ株式会社は「床発電システムの一般施設・スポーツ施設への適用」、富山市は「公共交通と地域資源を活かしたコンパクトなまちづくり」、財団法人都市緑化技術開発機構は「実測による東京都港区の都市緑地が有する夏季の冷却能力評価」などの論文を発表する予定です。
まさに、まちづくりの具体的な事例について最先端のレポートに多く接することができる貴重な機会、専門的な興味を持つ方なら、たくさんの収穫を得ることができそうですね。
また、同時に10月25日から31日まで、行幸地下ギャラリーで交流展示会が行われ、各企業や自治体の研究成果が一般に公開されます。最先端のまちづくりを、最先端のまち丸の内で学んでみてはかがでしょうか?
日時:平成22年10月28日(木)
場所:丸ビル8階コンファレンススクエア
申込締切:2010年10月21日(木)
開会式 10:00~
論文発表10:30~16:00
参加費: 3,000円(参加費には論文集CD代を含む)
発表論文: 45編
講演会 16:05~16:55
講師:国土交通省都市・地域整備局 都市計画課 渡邉都市計画調査室長
演題:(仮)低炭素都市づくりガイトライン
講評・表彰式 17:00~
日 時:平成22年10月25日(月)~10月31日(日)
場 所:行幸地下通路(東京駅丸の内側)
入場無料
詳細については下記事務局迄お問い合わせ下さい。
〒112-0013
東京都文京区音羽2-2-2 アベニュー音羽3階 (財)都市みらい推進機構内 アーバンインフラ・テクノロジー推進会議 担当:仲本・牧野
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