昨年の様子

ドイツやオーストリア、フランスなどでは、クリスマスオーナメントや簡単な食事、土産物などを売るクリスマス・マーケットが長い冬の夜の呼び物として定着しています。ドイツ圏ではほぼ全ての都市、小都市で行われ、大きなクリスマス・マーケットでは、広場の中心にクリスマスタワーと呼ばれる大きな仮設の塔が置かれ、それを中心にして日本の縁日のようにたくさんの店が並びます。

フランス・アルザス地方の都市ストラスブールはクリスマスツリー発祥の地としても知られ、クリスマス・マーケットも世界有数の伝統を誇ります。そのストラスブールのクリスマス・マーケットが今年も東京国際フォーラムで開催されます。昨年は何と58万人が来場！昨年に続いて本場のクリスマス・マーケットの雰囲気を味わうことができます。

会場にはシャレーと呼ばれる木製の小屋が建ち並び、イルミネーションで彩られて現地のマルシェ・ド・ノエルの雰囲気を再現しています。各シャレーでは職人による手づくりのクリスマスオーナメント、クリスマスのためにつくられた特別なビールやジャム、アルザス地方名物の食品やお酒、アルザス地方特産のリネン・陶器をはじめとした雑貨類が並びます。現地で活躍する職人たちも来日し、直接商品や本場のマルシェの様子を紹介します。環境に配慮してつくられたアルザスワインや、オーガニックはちみつなどがあるのもうれしいですね。

フードコートでは帝国ホテルのシェフが本場で学んだアルザスの名物料理を提供。タルトフランベ、シュークルート、ジャガイモのフロマージュブランなど本場のクリスマスを盛り上げる伝統料理を丸の内で味わうことができます。

本場のクリスマス料理でちょっと早いクリスマス気分を味わって、本場のクリスマスオーナメントでクリスマスの準備をする。東京の新しい風物詩になりそうなクリスマス・マーケット、本場のクリスマスを丸の内でぜひ。
* 右の写真はフランス ストラスブール現地のマルシェ・ド・ノエルの様子