いま、世の中で求められる「学び」をテーマに展開するシリーズ企画
『丸の内みらいの学び場』プロジェクト(*1)。
本年度は実証プロジェクトとして、大人のためのカルチャー講座
「幻冬舎大学」(*1)とコラボレーションし、
「ことば再発見」を共通テーマに全3回の講座をお届けします。
第3回の講師は、
『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎新書)の著者、東京大学大学院教授の
梶谷真司さんです。
職場や家庭、コミュニティでの、かみ合わない会話。「自由に発言していい」ということになっていながら、全然自由にモノが言えない、盛り上がらない会議等々。なぜコミュニケーションはこんなにうまくいかないのでしょうか?
哲学の研究者である梶谷さんは、これまでいろいろなところで「哲学対話」のワークショップを行ってきました。「哲学対話」とは、子どもから大人まで、5人から20人くらいで輪になって座り、ひとつのテーマについて、自由に話をしながら一緒に考えていくものです。
今回の講座では、梶谷さんのお話のあと、参加者全員で「哲学対話」を行います。哲学の知識はもちろん不要、年齢・性別・職業も関係なく、どなたでもご参加いただけます。親子でのご参加も大歓迎です。日々の生活に何か息苦しさを感じている方、ありふれた日常がちょっと違って見えてくる体験をしてみたい方、ふるってのご参加をお待ちしております。
*1 エコッツェリア協会は、活動の一つとして「人材育成・学び」を掲げ、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアを拠点に取り組みを推進しています。『丸の内みらいの学び場』プロジェクトは、「学び」を大丸有エリアにおけるまちづくりの新機能と位置づけ、オフィスワーカーと企業双方のニーズをサポートすることを目指したプロジェクトです。
*2 「幻冬舎大学」とは、幻冬舎の執筆陣が送る、「人生100年時代」を生きる、大人のためのカルチャー講座(学校教育法等で定める「大学」ではありません)。
概要
開催日時
2023年1月11日(水) 19:00~21:00
場所
3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
(東京メトロ、都営地下鉄大手町駅(C10出口)より徒歩2分)
https://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
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参加費
◆幻冬舎plusでチケットご購入の場合 1,650円(税込)
◆Peatixでチケットご購入の場合 1,850円(税込)
※本講座のオンライン配信はありません。
プログラム
19:00-20:00 講座「なぜ対話はすれ違うのか」/梶谷真司氏
20:00-21:00 哲学対話のワークショップ
「哲学対話」の大事なルールは「何を言ってもいい」「人の言うことに対して否定的な態度をとらない」こと。
哲学対話での「共に問い、考え、語り、聞く」体験には、私たちがもっと自由に考え、自由に語ることができるようになるためのヒントが詰まっていると、梶谷さんは言います。
ぜひお気軽に対話を楽しみながらご参加ください。
申し込み方法
講師
梶谷 真司(かじたに しんじ)
東京大学大学院総合文化研究科教授
京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門は哲学、医療史、比較文化。著書に『シュミッツ現象学の根本問題~身体と感情からの思索』(京都大学学術出版会・2002年)、『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎・2018年)、『書くとはどういうことか~人生を変える文章教室』(飛鳥新社・2022)などがある。近年は、哲学対話を通して、学校教育、地域コミュニティなどで、「共に考える場」を作る活動を行い、そこから多様な人が共同で思考を作り上げていく「共創哲学」という新しいジャンルを追求している。
ご来場時のお願い
・新型コロナウイルスの感染拡大状況および行政からの指示・要請等により、やむを得ずプログラムの中止や一部内容を変更して実施する場合がございます。
・感染防止のため、マスクの着用をお願いいたします。
・会場にアルコール消毒液を設置いたしますので、十分な感染対策にご協力ください。
主催:株式会社幻冬舎、エコッツェリア協会
協力:一般社団法人 66Love協会