丸の内エリアでは、東京国際フォーラムをメイン会場とするIMF・世界銀行年次総会期間中の10月8日〜14日、訪日する外国人向けに日本の魅力をさまざまな角度から紹介しようと、観光の祭典「Japan All In」が開催されました。13日には、丸の内仲通りをランウェイに見立てた「Japan Parade」が登場。ファッションショーと地域色豊かな祭、郷土芸能によるパレードは、約1万人の観客で賑わいました。

1. IMF・世界銀行年次総会
2. Japan All In

18:00、すっかり陽も落ち、イルミネーションがきらめく丸の内仲通り。沿道はすでに観客でいっぱいとなるなか、第一部のファッションショー「Marunouchi Runway」がスタート。約100メートルの舞台に、ビームスハウス、ユナイテッドアローズなど丸の内に出店する国内外16ブランドが登場、東京のファッションの"今"が紹介されました。

続く第二部「Japan Parade」には、全国から22団体、総勢約600名が参加。秋田なまはげ、徳島阿波踊り、沖縄エイサーなど、各地の様々なスタイルの祭や舞踏などを披露しました。

左上：東京都　高円寺阿波おどり　天翔連（徳島県）　右上：沖縄エイサー踊り　琉球舞団　昇龍祭太鼓（沖縄県）
左下：なまはげ（秋田県）　右下：仙台すずめ踊り　宮城大学娘すずめ（宮城県）

各団体が通り過ぎるたびに手拍子や大きな拍手が巻き起こるなど、会場が一体となった暖かい雰囲気のなか、約1時間半にわたる、「Japan Parade」は終了。

パレードに集まった観客のなかには、この後同じく「Japan All In」の一環として丸ビル1Fマルキューブで開催されている、地方特産品を展示・販売する「Welcome Japan Market」や、日本全国より厳選した蔵元の日本酒を取り揃えた日本酒BAR「Sake Bar」へと流れたかたも多かったようです。

日本の文化や味覚をまるごと紹介しようという「Japan All In」の試み。外国人だけでなく日本人にとっても自国の文化を再発見できるよい機会だったのではないでしょうか。

「Japan All In」は終わってしまいましたが、新東京ビル2Fにある「marunouchi cafe SEEK」では丸の内、東京そして日本の魅力を発信するをテーマに、アートや食といった切り口でイベントやギャラリー、ワークショップを開催中です。ぜひのぞいてみてください。
marunouchi cafe SEEK

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