イベント地域プロジェクト・レポート

【レポート】地方創生に必要なのは往復的視点?

「日本のとりあつかい」 12月25日開催

佐渡から日本を考える

地方創生のムーブメントは着実に広がっていますが、本当に物事が動き始めるのはまだまだこれから。目覚ましい取り組みに着手するところもあれば、紋切型に留まる自治体もあるでしょう。真の内情はいまだ浮き彫りになってはいません。

さまざまな思惑が絡む地方創生の波に乗って、3×3Laboでも地方案件のイベントやセミナー等が種々開催されていますが、12月25日に開催された「日本のとりあつかい」は、新潟県佐渡市起点でありながら、広い視野との往復的思考を行うユニークな取り組みであったと言えるかもしれません。

今回のワークショップイベントは、10月のセミナー、11月の佐渡現地視察に続く3回目の佐渡関連イベントです。コーディネートした企業間フューチャーセンターの若松悠夏氏は、2回の開催を通して「佐渡には日本の縮図がある」ことに気付き、「佐渡を考えることで日本全体を、逆に日本全体から佐渡を考えることができれば」というプロットで本イベントを設計したと話しています。

話題提供には、佐渡の地域おこし協力隊で活躍する小川佳奈子氏、ゲストトークでは、島根県の隠岐諸島にある海士町から日本を変えるために活動する信岡良亮氏が登壇。ミクロとマクロを往復するさまざまな思考が提供され、ワークショップも充実したものとなりました。

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佐渡の現場から

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