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【レポート】大丸有が支える農と食のイノベーション、始動

第1回「大丸有フードイノベーション」プロジェクト 2017年7月14日(金)開催

JA全中、農林中金、三菱地所、そしてエコッツェリア協会。この4社が提携して発足した「JA大丸有をつくろう!構想」は、食と農の分野で新しい価値創造を目指すもの。先ごろはそのプロジェクト第1弾として「大手町マルシェ×JAまるしぇ~みんなで耕す大手町畑~」(6月22日)を開催し、大手町エリアのワーカー向けに日本各地の旬をPRしながら、マルシェの運営にワーカーが参画するなど、農と食の未来を取り組みながら肌で感じる活動を展開しました。

第1弾は消費者と生産者の関係性や市場に焦点を当てたものでしたが、7月14日に開催されたプロジェクト第2弾、「大丸有フードイノベーション」プロジェクトは、より生産者/生産物にフィーチャーした企画と言えるでしょう。全国からぜひ参加したいと手を挙げた8人の生産者が、大丸有で活躍するシェフ、教授、バイヤー、プロデューサーを相手に産物やつくり方、こだわりをアピール。大丸有エリアの専門家の厳しい目で、産物の印象、品質のみならず、パッケージングも含めマーケティングまで検証し評価するというもの。「良い物を作る」のは当たり前、これからの時代は、その先のバリューチェーンや支援者との関係をどう構築するかが鍵となります。大丸有フードイノベーションはその"一歩先"へリーチしようとするものとも言えるかもしれません。

この日登場した生産者は佐京園(静岡県)、安藤勇一農園(秋田県)、増田農園(千葉県)、大澤農園(千葉県)、脳家(沖縄県)、丸石沼田商店(青森県)、小坂農園(東京都)、JA仙台(宮城県)の8者(発表順)です。

評価委員として席についたのは、上岡美保氏(東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科准教授)、安倍憲昭氏(皇居外苑「楠公レストハウス」総料理長)、永島敏行氏(俳優、青空市場代表取締役)、薄井麻衣子氏(株式会社ビー・ワイ・オー営業本部HMR事業部営業企画部リーダー)、中村正明氏(6次産業化プランナー、東京農業大学客員研究員、関東学園大学教授、大丸有「食」「農」連携推進コーディネーター)、兼子恵子氏(フードプロデューサー)の6氏です。

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生産者が「商談」ではなく「プレゼンテーション」

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