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大丸有地区の良質な緑地維持管理計画 「TSUNAG」初回認定を取得

認定を受けた大丸有地区内の緑地(上:ホトリア広場、左下:一号館広場、右下:丸ビル外構)

「TSUNAG」初回認定で唯一複数緑地を対象
一体的なマネジメントが評価


/entryimage/20250312/tsunag_logo.png 大丸有地区の緑地(「ホトリア広場」「一号館広場」「丸ビル外構」)における維持管理計画が、国土交通大臣より「優良緑地確保計画認定制度(TSUNAG)」の認定を受けました。

「TSUNAG」は、国土交通省が2024年に創設した民間事業者等による優良な緑地確保の取組を国土交通大臣が評価・認定する制度です。近年、気候変動対応、生物多様性確保、Well-beingの向上等の課題解決に向けて、緑地が持つ機能に対する期待が高まり、ESG投資など環境分野への民間投資を通じた緑地活用の機運が拡大していることを背景に、創設されました。
本制度における認定は、今回が初回となりますが、認定の対象となった大丸有地区の緑地は、緑地同士の距離が離れていながらも、大丸有地区内のまちづくりや緑地の整備に関する方針に基づき適切に整備された植栽等により緑地間の連続性が保たれており、認定を受けた計画のうち、唯一、複数緑地が対象とされています。
大丸有地区では敷地単独での取組にとどまらず、エリア全体での生物多様性や自然共生を考え緑地の維持管理計画が定められており、また、行政やエリア内の企業・人を巻き込んだ参加型の取組も進められていることが、本認定において評価されました。
なお、エコッツェリア協会は、三菱地所と共に複数の緑地を一体的にマネジメントし、皇居と連続した緑のネットワークを形成することで、生物多様性の保全・回復をはじめ、エリア全体で環境分野に貢献しています。

エコッツェリア協会と三菱地所は今後も、維持管理計画に基づき、専門家と連携して生物多様性や気候変動対策、Well-beingの向上を目指した緑地の維持管理を引き続き行っていくほか、環境教育・定期的なネイチャープログラム(「大丸有シゼンノコパン」等)や、皇居外苑濠の生物多様性の保全や復元をする取組(「濠プロジェクト」等)を実施するなど、大丸有地区内の良質な緑地の確保に資する取組を継続していきます。



大丸有シゼンノコパン
2021年1月よりエコッツェリア協会が企画、毎月約1回開催を継続している大丸有でつながるネイチャープログラム。「コパン」は仏語で「友達」を意味し、大手町・丸の内・有楽町地区の就業者やその親子を対象に、スペシャリストの自然の見方を知ることで、新しい視点に気づく場です。2023年度より三菱地所等エリアの企業との共催での実施に取り組みを拡大、皇居からつながる大手町・丸の内・有楽町地区の自然を通じて、人と自然、人と人とがつながり、新しいコトを見つける場として活動を続けています。

プログラムの詳細は→ 大丸有シゼンノコパン
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