
「ミツバチがいなくなったら人類は4年で滅びる」という予言もあるほど生物多様性に多大な役割を果たしているミツバチですが、近年は大量死の発生などそのミツバチを取り巻く環境は厳しくなっています。特に都会ではミツバチを見る機会はほとんどありません。都市の緑化が進んでも、そこにミツバチがいなければ種や果実は結実せず草木が繁茂することはないのです。
そのような状況もあって、東京では「銀座ミツバチプロジェクト」のように都市で用法を行うことでミツバチを導入しようという動きが数年前から見られています。東京の中心部、特に丸の内は皇居があることもあって実はミツバチにとっては絶好の生息域なのです。
その特色を生かして鹿島建設と八重洲ブックセンターが共同で、八重洲ブックセンター本店屋上で養蜂を行う「B-Bee Project」を開始しました。八重洲ブックセンターは実は鹿島建設が本社移転の際に、その跡地に開設した書店で現在もグループ企業の一つなのです。鹿島建設は「いきものにぎわうまち」を掲げて2005年から生物多様性の保全に取り組んできた企業でもあります。この「都市養蜂場」でとれた蜂蜜は今後書店内のカフェなどで提供予定だそう。東京駅の近くでミツバチを見かけたら暖かく見守ってあげてくださいね。
鹿島建設株式会社:八重洲ブックセンター屋上で 書店初!ミツバチプロジェクトを開始
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