エコキッズ探検隊は、子どもたちに環境問題への理解を深めてもらうことを目的に、環境ワークショップや環境最先端企業への訪問を行うプログラム。
2009年も、親子のおむすび教室や、紙ねんど工作、気象庁への見学ツアーにANAでのパイロット訓練体験など、多くのプログラムが実施されました。
都会の子どもたちの環境への意識を日常生活の中で高めることができる多彩なプログラムを、様々な企業が提供している点がユニークです。
「こころを育む総合フォーラム 全国運動」は、健やかな未来をみんなで考えるために、未来を担う子どもたちのため「こころを育む活動」を応援し、全国に広げる運動。個人や団体で実践されているの活動の中から、さらなる発展に期待がもて、広がる可能性を持った活動を表彰しています。
今年、全国から寄せられた145件の中から、全国大賞を受賞したのは、山形県立置賜農業高等学校 演劇部による「食育ミュージカルによる豊かなこころを育む活動」。
食育をテーマとしたミュージカルを制作し、小中学校や児童館、公民館で講演活動を行い、2007年からの3年間で観客動員数は6,600人を越えたそう。農業高校ならではの視点で、命をいただく有り難さや、食材の裏側にある農業や自然について、わかりやすく伝えています。
こころを育む総合フォーラムでは、表彰式後に「食育ミュージカル」が上演され、高校生たちのエネルギーあふれる演技が会場を湧かせました。
2010年夏のエコキッズ探検隊にも、様々なプログラムが登場する予定です。
今ある世界を受け継ぎ、未来の世界を築いていくのは、子どもたち。今年の夏は、エコキッズ探検隊で、子どもと一緒にエコを考えてみませんか?
* 写真1,2枚目: 授賞式の様子
* 写真3枚目: 山形県立置賜農業高等学校 演劇部による「食育ミュージカル」