イベントCSV経営サロン

【CSV経営サロン】2022年度 第3回
~動き出した生物多様性 国際動向からビジネスのいま~

2023年2月22日(水)15:00~17:00

2022年12月COP15(生物多様性条約締約国会議)が終了し、新しい世界目標が設定されました。
これまで脱炭素社会に向けた世界的な動きとして、CO2の影響評価や情報公開が進められてきましたが、今後は生物多様性についても国際ルールの進展に伴い、同様の動きが加速、ビジネスや金融への影響が進んでいく見込みです。

今回のCSV経営サロンでは、関係する国際ルールの動きから実際に先進的に取り組んでいるビジネスの動きについてお話しいただき、今後の生物多様性とビジネスについてディスカッションを行います。

概要

開催日時

2023年2月22日(水) 15:00~17:00

場所

定員

会場:30名 Zoom:制限なし

参加費

無料

プログラム

15:00~15:15 開会・導入
15:15~15:45 講義1「自然を基盤とした解決策をめぐる国際的議論とビジネスへの影響」
        森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点
        主任研究員 森田 香菜子 氏
15:45~16:15 講義2「キリングループの日本ワイン事業を通じたネイチャー・ポジティブ」
        キリンホールディングス株式会社  CSV戦略部
        シニアアドバイザー 藤原啓一郎 氏
16:15~17:00 質疑・パネルディスカッション
17:00     閉会(閉会後、会場のご参加の方のみで名刺交換会を実施致します。)

申し込み方法

申し込み期間

2023年2月21日(火) 17:00まで ※会場参加については定員になり次第終了

お問い合せ先

エコッツェリア協会 CSV経営サロン担当まで
info_env@ecozzeria.jp

協力

一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会 都市機能部会

登壇者

森田 香菜子(もりた かなこ) 氏

morita_kanako.jpg 森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員

2010年に東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。国立環境研究所特別研究員、慶應義塾大学大学院特任講師などを経て現職。現在、国連大学サステイナビリティ高等研究所客員リサーチフェロー、国立環境研究所客員研究員、慶應義塾大学大学院特任講師(非常勤)。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書第3作業部会(気候変動の緩和)投資とファイナンス章の主執筆者、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム(IPBES)社会変革アセスメントの主執筆者を務める。持続可能な開発、気候変動、生物多様性分野に関する政策や資金メカニズムに関して研究している。


藤原 啓一郎(ふじわら けいいちろう) 氏

morita_kanako.jpg キリンホールディングス株式会社 CSV戦略部 シニアアドバイザー

大阪府大阪市生まれ。電気工学部を卒業後、主に生産技術エンジニアとして勤務の後、2006年よりグループの環境管理・方針・戦略策定を担当し現在に至る。 環境省・環境報告ガイドライン検討会委員、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)業種別ガイダンス検討委員、環境省・ネイチャーポジティブ経済検討会委員、農林水産省・ESG情報開示と目標設定に関するガイダンスなど各省庁の委員歴任。





CSV経営サロンとは

エコッツェリア協会では、2011年からサロン形式でビジネスに関する様々なプログラムを提供しています。
2011年の当初から、東京大学先端科学技術研究センター研究顧問、教養学部客員教授の小林光先生に「座長」を、また2017年からは、一般社団法人バーチュデザイン 代表理事の吉高まりさんに「副座長」をお願いし現在に至っています。
2015年度からは「CSV経営サロン」と題し、さまざまな分野からCSV経営に関する最新トレンドや取り組みを学び、 コミュニケーションの創出とネットワーク構築を促す場へとして取り組んでいます。


CSV経営サロン

2011年からサロン形式でビジネスに関する様々なプログラムを提供。発足当初から小林光氏に座長を、2017年からは吉高まり氏に副座長をお願いし現在に至っています。
2015年度からは「CSV経営サロン」と題し、さまざまな分野からCSV経営に関する最新トレンドや取り組みを学び、 コミュニケーションの創出とネットワーク構築を促す場として取り組んでいます。

小林光氏

座長:小林光 氏

東京大学先端科学技術研究センター研究顧問 /
教養学部客員教授

慶應義塾大学経済学部卒(1973年)、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士、博士(2010・2013年、共に工学)。
1973年環境省(当時環境庁)入省。京都議定書交渉の担当課長、環境管理局長、地球環境局長、官房長、総合環境政策局長、2009年から2011年まで次官を務め退官。
慶應大学教授、米国イリノイ州にて派遣教授、2016年から現在まで東京大学客員教授。その他日本経済研究センター特任研究員、国立水俣病研究センター客員研究員、地方の環境審議会委員や脱炭素対策検討の委員等を歴任。
再生可能エネルギーを主要なエネルギー源とする資源循環型の社会を構築するために必要な価値観の転換、諸制度の整備などに取り組む。


吉高まり氏

副座長:吉高まり 氏

一般社団法人バーチュデザイン代表理事 /
東京大学客員教授/
慶慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授

明治大学法学部卒、米国ミシガン大学環境サステナビリティ大学院科学修士、慶應義塾大学大学院政策・メディア科博士(学術)。
IT企業、米国投資銀行等での勤務を経て2000年より現三菱UFJモルガン・スタンレー証券において気候変動関連の資金枠組みづくり、カーボンクレジット組成などに関与。政府、地方自治体、金融機関、事業会社などに向けて気候変動、GX、サステナブルファイナンスの領域について講演、アドバイスなどを提供し、新たにサステナビリティ経済の推進の実装を図る。

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