ライフサイクルアセスメントは、ある製品・サービスの資源採取、原料生産、生産、流通、消費、廃棄と
各段階における環境負荷を定量的に評価する手法です。
環境ビジネスを進める上で、実際にどの段階で、どこに、どのような負荷がかかっているのかをきちんと把握、評価することはビジネスの科学的な基礎となって、新たな商機にもつながります。
今回のCSV経営サロンでは、持続可能な社会に向けて、
低環境負荷と生活者の豊かさが両立できるためにどんな製品や技術を取り入れた仕組みが必要なのか、
どうすればその仕組みを評価できるのか、ライフサイクルアセスメントの可能性と課題についてディスカッションを行います。
2023年度CSV経営サロン 第1回~第3回
https://www.ecozzeria.jp/events/csv/csv2023.html
概要
開催日時
2023年10月16日(月)15:00~17:00
場所
【会場】
3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
(東京メトロ、都営地下鉄大手町駅(C10出口)より徒歩2分)
https://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
【Zoomよりご参加の方】
開催前に担当より届く案内メールより、Zoomでご参加ください。
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定員
会場:30名 Zoom:制限なし
参加費
無料
プログラム
15:00~15:25 開会・導入
15:25~16:15 講義「科学的な根拠を持ちながら環境ビジネスする技法「ライフサイクルアセスメント(LCA)」」
東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授 天沢 逸里 氏
16:15~17:00 質疑・パネルディスカッション等
17:00 閉会(閉会後、会場のご参加の方のみで名刺交換会を実施致します。)
申し込み方法
申し込み期間
2023年10月15日(日) 17:00まで
お問い合せ先
エコッツェリア協会 CSV経営サロン担当まで
info_env@ecozzeria.jp
協力
一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会 都市機能部会
登壇者
天沢 逸里
東京大学先端科学技術研究センター 特任准教授
14歳の時に渡米したきっかけから環境問題に興味を持ち、米国ワシントン大学の学士・修士課程において次世代型太陽電池の研究に取り組む。環境技術のライフサイクルを通した評価の重要性を感じ、博士課程からライフサイクルアセスメント(LCA)を中心とした環境影響評価手法の開発に従事する。
2017年に東京大学大学院新領域創成科学研究科 サステイナビリティ学グローバルリーダー養成大学院プログラム 博士(サステイナビリティ学)を修了、同大学の化学システム工学専攻の助教に着任。
2023年から現職。最近は新規技術やシェアリングエコノミーといった「所有しない消費」の評価手法開発に取り組む。
CSV経営サロンとは
エコッツェリア協会では、2011年からサロン形式でビジネスに関する様々なプログラムを提供しています。
2011年の当初から、東京大学先端科学技術研究センター研究顧問、教養学部客員教授の小林光先生に「座長」を、また2017年からは、一般社団法人バーチュデザイン 代表理事の吉高まりさんに「副座長」をお願いし現在に至っています。
2015年度からは「CSV経営サロン」と題し、さまざまな分野からCSV経営に関する最新トレンドや取り組みを学び、
コミュニケーションの創出とネットワーク構築を促す場へとして取り組んでいます。