イベント地球大学

【地球大学】2013年度 第1回シンポジウム

2013年10月3日(木)18:30〜21:00

「日本食」--------その可能性の中心 日本食はいま世界でブームとなり、またユネスコの世界無形文化遺産登録も間近に迫っています。でも「日本食」の世界遺産的な価値はどこにあるのか?と問われて、明快に答えられる日本人はどれだけいるでしょうか?また日本食のブランド化の一方で、日本人の食生活や家庭の食卓の崩壊を危惧する声も高まりつつあります。 仮に日本食が世界遺産になっても、私たちがその価値を理解せず、日本人の食がそのレガシーを継承していないとしたら、それは世界遺産の名に値するものと言えるでしょうか?
地球大学「食」シリーズ("Eating Design"プロジェクト)第一回は、こうした観点から「日本食」の真の世界遺産的価値、その未来食としての可能性の中心に焦点を当ててみたいと思います。

今回は、特にトップアスリートやミスユニバース候補の若い女性への栄養指導を通じて日本食の予防医学的価値を研究・啓蒙されている細川モモさん、地域の食育活動のなかで食材や料理法、箸の使い方や「いただきます」といった挨拶まで含めたトータルな「日本人の食の文化」の価値再生を図っておられる中田典子さんに基調報告をいただきます。また、東京ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHTで開催された「テマヒマ展<東北の食と住>」の企画協力を通じて、東北の食のあまり知られていない側面に光を当てていただいた奥村文絵さんにも、「テマヒマ展」の紹介も交えてコメントいただきます。

概要

開催日時

2013年10月3日(木) 18:30〜21:00(18:00開場・受付開始)

場所

定員

40

参加費

2,000円

持ち物

筆記用具

プログラム

受付開始 : 18:00 ~
セミナー開演 : 18:30 ~
ワールドカフェ(参加者間での対話) : 19:30 ~
終了: 21:00

申し込み方法

申し込み期間

2013年9月20日(金)-10月02日(水)

お問い合せ先

【お問い合わせ】
地球大学運営事務局(株式会社サンプラックス内)
石川 頼子:earth@ecozzeria.jp

ゲスト

細川モモ(Luvtelli Tokyo & NY)
中田典子(御食国若狭おばま食文化館・食育政策専門員)

特記事項

※参加費は当日、現金にてお支払い頂きます。

モデレーター

竹村 真一
竹村 真一(たけむら・しんいち)
Earth Literacy Program 代表

1959年生まれ。東京大学大学院文化人類学博士課程修了。現在、京都造形芸術大学教授。生命科学や地球学を踏まえた新たな「人間学」を構想するかたわら、独自の情報社会論を展開。ウェブ作品「センソリウム」や「触れる地球」、地域情報システム「どこでも博物館」など、自ら実験的なメディア・プロジェクトを数多く手がける。近著に「地球の目線」「宇宙樹」「地球を聴く」(坂本龍一氏との共著)など。

竹村 真一プロジェクトサイト『Earth Literacy Program』

地球大学アドバンス

「食」を中心としたテーマで新たな社会をデザイン

科学研究の最前線を交えながら、地球環境のさまざまな問題や解決策についてトータルに学び、21世紀の新たな地球観を提示するシンポジウムです。「食」を中心としたテーマで新たな社会デザインを目指します。

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