めぐるめくプロジェクトでは1年前、久松達央さんの『農家はもっと減っていい』が刊行されるにあたり、トークイベントを開催させていただき、会場にて熱い会話が為されました。
今回のイベントでは、あれから1年ぶりの久松さんと『土 地球最後のナゾ』の著者で、各種メディアに多数ご出演の藤井一至さんをゲストにお招きし、『農家はもっと減っていい』刊行後のさまざまな動きについてお話しいただきます。また、おふたりの接点である「土」を入り口に、農業経営、研究活動、情報発信についても、熱く語っていただきます。
農家は大淘汰時代に突入した/農地ももっと減っていい/消費者が鮮度の落ちる野菜を食べさせられている/小さい農業の生き残り術/農薬を使わないことは栽培の上で何を意味するのか/野菜は畑にある状態が100点/有機農業を上位に置くのはやめるべき
100億人を養う肥沃な土を探す/肥沃な土は地球にしかない/人も土も見た目が八割/土に植物が育つわけ/世界の土はたった12種類/どうして日本の土は酸性なのか/農業のできない土/スマホも土からできている/土が売られる
などなど、おふたりの専門分野の興味深いトピックだけでなく、仕事上の苦労、悩みについて、書籍執筆やメディア出演、ウェブ・SNSでのエッジの立った情報発信など、ビジネスパーソンに役立つ情報を盛りだくさんでお届けします。
本イベントの第一部は、久松さんと藤井さんが登壇し、1時間半たっぷりトークを行います。
第二部では、久松農園の食材をご用意した懇親会を開催。登壇者と共に食事を楽しみながら、農と土に思いを馳せましょう!
概要
開催日時
2023年9月27日(水) 18:30-21:00
場所
3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
(東京メトロ、都営地下鉄大手町駅(C10出口)より徒歩2分)
https://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
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対象
どなたでも参加いただけます
定員
60名
参加費
1,000円(軽飲食費込み)
プログラム
【第一部】
18:30-18:35 はじめに
18:35-18:45 めぐるめくプロジェクトについて
18:45-19:35 久松さん、藤井さんによるクロストーク
19:35-19:45 開場参加者との意見交換
19:45-19:55 質疑応答
19:55-20:00 クロージング
【第二部】
20:00-21:00 懇親会
久松農園の野菜を使用したお料理をご提供します。
申し込み方法
申し込み期間
2023年9月26日(火)まで
お問い合せ先
エコッツェリア協会事務局
メール:concierge@ecozzeria.jp
電話:03-6266-9400(エコッツェリア協会)
登壇者のご紹介
㈱久松農園代表
久松 達央 氏
1970年茨城県生まれ。1994年慶応義塾大学経済学部卒業後,帝人㈱を経て,1998年に農業に転身。年間100種類以上の野菜を自社で有機栽培し,卸売業者や小売店を経由せずに個人消費者や飲食店に直接販売するDtoC型農業を実践している。
生産・販売プロセスの合理化と独自のブランディングで、経営資源に恵まれなくとも、補助金や大組織に頼らずに少数精鋭のチームが自分の足で立つ「小さくて強い農業」を標榜する。
他農場の経営サポートや自治体と連携した人材育成も行っている。
著書に『キレイゴトぬきの農業論』(新潮新書)、『小さくて強い農業をつくる』(晶文社)『農家はもっと減っていい~農業の「常識」はウソだらけ』(光文社新書)
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 主任研究員
藤井 一至 氏
土の研究者。 カナダ極北の永久凍土からインドネシアの熱帯雨林までスコップ片手に世界、日本の各地を飛び回る。
光文社新書『土 地球最後のナゾ』で第7回河合隼雄学芸賞受賞。 第1回生態学会奨励賞、第33回土壌肥料学会奨励賞、第15回農学進歩賞、第39回とやま賞、第9回World Omosiroi Award受賞。
「ホンマでっか!?TV」、「笑ってコラえて!」、「クレイジージャーニー」などに出演。
めぐるめくプロジェクト
三菱地所株式会社 内神田開発室 めぐるめくプロジェクト事務局
広瀬 拓哉
1985年東京都出身。早稲田大学大学院で建築/環境メディアを学び、不動産デベロッパーへ就職。オフィスビル・再開発事業等のハードの場づくりに10年間携わり、その後はコミュニティー創出などソフトの場づくりにも注力。日本の食と農の活性化を通じて、タベモノヅクリで地域づくりを目指す「めぐるめくプロジェクト」を立ち上げる。
ファシリテーター
エコッツェリア協会 コミュニティ研究所長
田口 真司