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都市部のビジネスパーソンが地方での期間限定型リモートワークを通じて、働き方改革と地方創生の同時実現を目指す「逆参勤交代構想」。この構想の提唱者である松田智生氏(三菱総合研究所 プラチナ社会センター主席研究員・丸の内プラチナ大学副学長)は、「江戸時代の辛い参勤交代ではなく、明るい逆参勤交代は三方一両得。本人(社員)、公共(自治体)、産業(企業)のいずれにとっても、メリットをもたらす」と話します。
今年6月に首相官邸で開催されたまち・ひと・しごと創生会議でも、地方と都市との人材循環が示され、政策化への取り組みにも注目が集まる中、逆参勤交代を社会に実装させるための一歩として、昨年よりスタートした丸の内プラチナ大学「逆参勤交代コース」が、今年も開講しました。本コースでは、東京での座学と地方フィールドワークを織り交ぜながら、地域の魅力や課題を発見し、それらを元に地域活性化につながるビジネスプランの発表を行います。2019年は、2泊3日の地方フィールドワークを北海道上士幌町、埼玉県秩父市、長崎県壱岐市で実施。
7月26日(金)~28日(日)、先駆けとなって北海道上士幌町で実施されたフィールドワークをダイジェストで振り返ります。
<1日目> とかち帯広空港→上士幌町→オリエンテーション→地域の魅力と課題発見フィールドワーク① (移住体験住宅・バイオガスプラント・移住者との意見交換)→地域課題の整理・明確化→ぬかびら源泉郷「中村屋」
午前9時半、とかち帯広空港に集合した一行は、上士幌町の車に分乗してJR帯広駅へ向かいました。札幌市在住の受講生ら数名と合流し、一路上士幌町へ。空港から約1時間20分、車窓を流れる雄大な景色を楽しみながら、2泊3日の活動拠点である「上士幌町生涯学習センター わっか」に到着しました。
冒頭、上士幌町副町長の千葉与四郎氏から、受講生に向けて挨拶が行われました。
「松田氏をはじめ、関係者、参加者の方々に心から歓迎を申し上げたい。例年、今頃の十勝地方は、爽やかな夏をアクティブに過ごせる時期だが、どういうわけか今年は、ここ1ヶ月ほど、雨と曇りの日が続いている。週間予報によると、明日の午後あたりから晴れ間がのぞき、その後は天気の良い日が続くようなので、ぜひ存分に楽しんでいただきたい」(千葉氏)
▼キセキのまち、上士幌町の魅力を知る ~オリエンテーション~
続いて、上士幌町役場・企画財政課主幹の梶達氏が、「上士幌町の概要と取り組み」についてプレゼンテーションを行いました。上士幌町は、十勝地方の最北部に位置し、東京23区の総面積よりも広い700㎢を有しています。東京ドーム358個分に相当する日本一広い公共牧場「ナイタイ高原牧場」(総面積1700ha)をはじめ、大自然が広がるこのまちは、人口約5,000人に対して、約4万頭の乳牛がいるほど酪農が盛んなことでも知られています。
人口は、1955年の1万3608人をピークに減少の傾向にありましたが、2015年から人口増加に転じ、2018年までの4年間で、自然増が計116人、社会増が計226人。東京からの転入者は、20~40代を中心とした計80名にも上りました。また、高齢化率の上昇に歯止めがかかる一方、出生率も少しずつ伸びている状況にあります。
人口が増加した理由としては、2005年頃からいち早く取り組んできた「お試し暮らし」や日本で初めて保育料を完全無料化した「認定こども園」をはじめとした教育への取り組み、戸建てやアパートなど建設する住宅の種類や床面積に応じて最大で300万円の助成金が受けられる「定住促進賃貸住宅建設助成事業」や50万円を上限とする「老朽施設解体撤去促進事業」の住宅整備などが挙げられます。
▼農業、バイオマス発電、ICT整備。まちの資源を活かしたさまざまな取り組み
上士幌町には、さまざまな魅力資源がありますが、最たるものは「農業」。2018年度のJA上士幌町の農業生産高は、前年比1.1%増の232億3000万円と過去最高を更新しました。その大半を占めるのは酪農と畜産で、残りの約40億円は、じゃがいもや小麦、ピート豆などの畑作です。上士幌町はこれらの資源を存分に活かして、食料自給率2000%を達成しています。
また、電力自給率も100%を超えています。太陽光発電、糠平ダム(ぬかびらダム)での水力発電に加えて、近年上士幌町が力を入れているのが、畜産業から日々産出されるふん尿を主体としたバイオマスエネルギーを活用した「バイオマス発電」です。
「1日、乳牛1頭から搾乳できる牛乳50キロに対し、ふん尿は約80キロ。これを資源と捉え、畜産バイオマスを核とした資源循環・エネルギー地産地消のまちづくりの取り組みを進めている。現在、年間1億円を売電しているほか、発酵後のふん尿も、液肥として畑作の迂回に提供している。町内に4機あるバイオガスプラントの1機を所有する『農業生産法人 有限会社ドリームヒル』では、予熱を使って高品質ないちごをハウス栽培し、同社が運営するジェラート屋の原料としても活用している」(梶氏)
まさに、無駄のない一石三鳥の取り組みと言えますが、「廃熱を資源としてうまく活用できていないので、皆さんのお知恵をぜひお借りしたい。また、空き家や空き店舗、廃校の跡地も、この地方ならではの資源のひとつ。近年では、それらを活用・改修して、鉄板焼きレストランやそば屋などの飲食店を開いた人たちもいる。明日のフィールドワークでお連れするので、ご覧いただきたい」と梶氏は付け加えました。
オリエンテーションの最後に、受講生の自己紹介が行われました。「新しい働き方にチャレンジしている中で、新商品の開発にあたっている。上士幌町の新しい取り組みや働き方をじかに見て吸収し、持ち帰りたい」「関係人口を創出するためには、さまざまな企業の皆さんと連携しながら仕組みづくりをしてこそ、育っていくと思う。この機会に学ばせていただきながら、自身の課題にも取り組んでいきたい」など、本コースに参加した理由や期待を思い思いに語りました。
ランチは、上士幌町生涯学習センターのすぐそばにあるイタリアンレストラン「Piccolo」へ。 オーナーさんは、上士幌町役場・企画財政課主査の老月隼士氏の実兄です。当初から、地元の上士幌町で起業することを目指して、東京の飲食店で修行を積み、Uターン起業したのだそうです。受講生たちは、和気あいあいとした雰囲気の中、歓談を楽しみ、早速打ち解けているようでした。
▼移住体験住宅の視察へ
午後は、いよいよフィールドワークへ。最初に向かったのは、2005年に移住体験住宅として建てられた「借上生活体験住宅モデルハウス1号棟」。リビング、ダイニング、寝室が横つなぎで繋がっているので、開放感のある空間となっています。キッチン、浴室、トイレのほか、物置スペースもあり、冷蔵庫、洗濯機などの家電やガス台、テレビ、ベッド、布団など、生活に必要なものはすべて揃っています。目の前に広がる広大な草原は、毎年8月に開催される恒例イベント「北海道バルーンフェスティバル」の熱気球が打ち上げられる場所。リビングは、その様子を一望できる絶好のロケーションです。「移住を真剣に考えている方が多く、ここに住んでから移住した人もかなり多い」と梶氏は話します。
短期の移住体験向けの施設は、他にもロフト付き2階建てや2LDKの住宅があります。また、最短1ヶ月以上、最長1年以内の中長期移住を希望する人向けに、1~3LDKの6つの住宅を完備していますが、近年は、移住体験の希望者が増え、受け入れるだけの設備が不足している状態にあるそうです。
次に見学したのは、旧上音更小学校の敷地内にある教員住宅を活用した移住体験用の「お試し住宅」。延べ床面積85.86㎡の3LDKで広さも十分にあり、窓からは、ナイタイ高原牧場や十勝の山々が望め、ゆったりと生活するのにぴったりの住宅です。
ここに向かう途中、現在、町内に4機あるというバイオガスプラントのひとつがありました。上士幌町の従来からの課題のひとつは、膨大な量の家畜ふん尿をいかに回収するかということ。以前は、堆肥舎をつくり、畑に巻いて肥料として使っていましたが、それだけでは処理が追いつかないため、バイオガスプラントを新たな手段として採用したのが始まりだそうです。専用のトラックで、町内で産出される家畜ふん尿を計画的に集め、それらを元に発生したバイオガスを燃料として利用するほか、余剰分の電力を売電しています。
▼「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」と「生涯活躍のまち」の取り組み
フィールドワークを終えた後、一行は再び、上士幌町生涯学習センター「わっか」へ戻りました。この日のために、多忙な合間を縫って駆けつけてくださった内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 内閣参事官の中野孝浩氏が、「まち・ひと・しごと創生基本方針2019」と「生涯活躍のまち」の取り組みについて解説しました。冒頭、中野氏はこのように話しました。
「今回のような逆参勤交代は、国の地方創生政策でいう「関係人口」づくりと軌を一にするもの。逆参勤交代構想の趣旨である都市と地方との交流は、関係人口、都市と地方の二拠点居住やリモートワークなど、国の新たな総合戦略に向けた動きとして前向きに検討されている」(中野氏)
2008年をピークに人口は減少する傾向にあり、今世紀半ば過ぎには1億人を割る可能性もあるといわれている日本。人口減少・少子高齢化を深刻な課題として抱える中、生産人口の減少も加速し、2040年頃には、毎年100万人程度の減少が見込まれています。さまざまな課題がありますが、最たるものは、「東京一極集中」と中野氏。2018年の転入超過数は13万6千人に到達し、全人口の約3割が東京圏に集中している状況です。これはすなわち、地方から若い人たちが流出していることの裏返しでもあります。
地方を活性化し、東京一極集中を食い止めるべく、政府が次の5カ年の大きな方針として打ち出したのが、「関係人口」の創出・拡大です。地方に移住するとなると、思い切った決断が必要ですが、定住には至らないものの、特定の地域に何らかの形で継続的に関わる関係人口の増大を目指すことで、ひいては、将来的な地方移住や地域課題の解決に向けた裾野の拡大を図ることが可能になるという概念です。
「松田氏の言葉を借りるなら、人口減少社会では、人材の奪い合いをするのではなく、都市部と地方が人材を共有するというのも一つの考え方で、その先に移住があり、地域活性化への道筋があると言える」(中野氏)
日本版CCRC構想としてスタートした「生涯活躍のまち」構想については、「誰もが居場所と役割のあるコミュニティづくり」「コミュニティ事業を安定的に運営できる事業基盤の確立」「コミュニティへの人の流れづくり」の3つの視点を強化しながら、今後、都市部の企業との連携により、企業の人材がシステマティックに地方に循環する仕組みを構築していくとのことでした。「今回の逆参勤交代トライアルにおいては、都市部の企業の方たちと地元の方たちとの交流が深まり、交流を通じて地域課題の解決や地域を活性化するアイデアに繋げていくためのきっかけづくりになることを切に願う」と述べ、中野氏はプレゼンテーションを結びました。
▼移住者との意見交換
続いては、上士幌町に移住した3組の移住者との意見交換。最初に、移住を決めた理由や経緯を兼ねて自己紹介が行われました。
3年前に東京から移住した瀬野航さん、祥子さんご夫妻は、第一子を授かったタイミングで、かねてから抱いていた「いつかは北海道に暮らしたいという漠然とした想いが、徐々に具体化していった」と言います。航さんは、母親が北海道岩見沢市の出身で、子どもの頃からよく遊びに来ていたそうです。
「北海道全域の各役場のウェブサイトを見て、グーグルマップで妻と一緒にまち歩きをしたり、実際に気になる町を訪れたりする中、北海道フェアに行った際、上士幌町の方にお会いした。認定こども園の話を聞いて、子どもを育てる上でとても良い環境だと思ったし、自分たちには、上士幌町が一番合っていると思って移住を決めた」(航さん)
「上士幌町は、新しい建物も多くあって、"これからな感じ"がしていいなと思った。東京での暮らしには、正直うんざりしていた。上の子が1歳の時、お腹の中には下の子がいて、どこに出かけるにも、バスと電車を使わなくてはならず、毎日、移動するだけで疲れ切っていた。都内では青梅街道沿いに住んでいたので、家の前で子どもにストライダーの練習をさせるのも怖かった。今は、車で移動することがほとんど。要らなくなったベビーカーは、人に譲ってしまった」(祥子さん)
東京で暮らしていた頃は、アパレル業界で働いていたというご夫妻ですが、東京への未練はまったくなかったようです。「移住後の仕事の心配をするよりも、上士幌町に住みたかった」と航さん。上士幌町に住んでからは、林業会社で2年間働いたのち、1年ほど前に、祥子さんと共に、デザイン事業で自営業をスタートさせ、現在に至っています。
「認定こども園ほろん」で、子どもたちに英語を教えているメイ先生は、アメリカ・ミシガン州の出身。上士幌町に初めて来た時、「生まれ故郷の田舎と似ていて、懐かしい感じがした」と話します。2015年の開園以来3年間、英語教師に従事したのち、大阪でキャリアを積んでいましたが、上士幌町からの依頼を受けて再び戻ることに。
「大阪のような大都市に住むのは初めてで、緑が恋しくなった。大型犬を飼っているので、散歩に困ることも多かった。上士幌町は、気候もミシガンと似ていて、人々が優しく、断然暮らしやすい。何よりこのまちの子どもたちに英語を教えることに喜びを感じる。時を経て戻って来た今、愛犬も安心しているし、毎日が本当に楽しい」(メイ先生)
特定非営利活動法人ソーシャルビジネス推進センター 道東地区本部長・健康運動指導士の鍬崎亮太さんは、北海道出身。大学を卒業後、就職を機に埼玉県川越市に移り、地域の病院に勤めていました。地元に戻って働くことを考えていた2015年ごろ、母校の北翔大学、コープさっぽろ、NPOの協働による介護予防事業の立ち上げメンバー参画への声がかかりました。タイミングがうまく合致したことから、妻と子ども2人の4人家族で移住を決めたそうです。
「移住を決めた時、上の子は2歳。妻とも相談したが、認定こども園は、いい取り組みだと思った。今、下の子が2歳で同園に通っている。現在、家族4人で公営の子育て世帯支援住宅に住んでいる。公私共に、まちの人たちにかなり助けてもらっている。冬は-25℃まで気温が下がるが、住んでみると、関東で過ごすより暖かく感じる」(鍬崎さん)
自己紹介のあと、受講生たちから移住者の方たちに向けて、次々と質問が投げかけられました。
Q.都市部から地方に移住する上で、仕事や給与面での抵抗はなかった?
「当初から、所得が減ることは承知の上だったが、生活していく上で、楽しくなくなったわけではない。ホテルに泊まらなくてもキャンプをすればいいし、このまちに暮らすようになってから、毎日を豊かに過ごすためにできる多くのことを学んだ。価値観の問題かもしれないが、今の暮らしの方が、私たちには合っていると感じる。今の家賃は都内に住んでいた頃の9分の1程度になったが、支出が減ったかというと、やはりそれなりにかかってくる」(祥子さん)
「お小遣いもゼロになり、ビールも発泡酒になったが、それほど気にしていない。新鮮な山菜が捕れる場所を見つけたり、このまちには、楽しいことがたくさんある」(航さん)
Q.生活費については、移住する前と後とではどう変わったのか?
「流通の問題などが関係していると思うが、食品類は(自身が暮らしていた)埼玉県より少し高い気がする。今は、住民の方たちから、いただき物をもらうことが多い。昨年は、十勝で採れた長芋30キロ、ダンボール3箱分のじゃがいもをいただいた。介護予防を指導している地域の高齢者の方から、"今朝採れた野菜、先生の車に置いておくからね"と声を掛けていただくことも多く、住民の方たちと助け合いながら、生活を営んでいる。また、上士幌町を拠点に、道東全域の各地へ赴き、指導を行っているので、車のガソリン代や維持費は格段に増えた。1ヶ月の移動距離が約3000km。2台を合わせると、走行距離は16万km。東京圏にいた頃とは、距離の感覚が大きく変わった」(鍬崎さん)
Q.上士幌町ならではの高齢者の特徴は?
「道内の他の地域に比べて、健康に対して積極的な方が多いと思う。昨年から上士幌町に導入された『健康ポイント事業』を活用して、無料でレンタルできる万歩計を使っている人は多い。介護予防事業の1日の定員は75名。他の地域では、平均60名ほどが参加しているが、上士幌町は、キャンセル待ちが出るほど。その一方、参加できない人がいることは課題でもあるので、施策を打っていきたい」(鍬崎さん)Q.このまちの不便なところは?
「デザイン業を行う中、東京を含む本州の取引先や工場とやりとりをしているが、物の郵送に日数がかかることと送料が高いこと。あと、ゴミの分別がとても細かいので、当初は大変に感じた」(航さん・祥子さん)「埼玉県との比較になるが、水や灯油が高めなこと」(鍬崎さん)
Q.今、生活に欲しいものは?
「欧米の食品類。たまにアメリカのものが食べたくなるが、道内にあるコストコに行くには片道3時間がかかる。今は帯広市で調達している」(メイ先生)
「パッとは思いつかない。それほど以前の生活では、そこまで必要のなかったものにお金を使っていたのかもしれない。強いて言えば、コインランドリー。最近、湿気がひどくて生乾きが多いので、もしあれば助かる。上士幌町にはキャンプ場もあるので、需要はあるかも」(祥子さん)
「特にはない。欲しいものは、近隣のエリアでほとんど手に入る」(航さん)
「質疑応答のあとは、各テーブルに分かれてディスカッションが行われました。途中、竹中貢町長が駆けつけ、「今夜は、源泉掛け流しのぬかびら温泉で、疲れをゆっくり癒やし、明日、明後日と、上士幌町を五感で体感していただきたい。最終日のご提案を心待ちにしている」と受講生に向けてメッセージを送りました。締めくくりとして、受講生は各自、地域課題の整理と明確化を行い、1日目は終了。一行は、宿泊先であるぬかびら温泉「中村屋」に向かいました。
中村屋がユニークなのは、客室の間取りや内装がすべて違っていることです。木のぬくもりが感じられるレトロな設え、懐かしさを覚えるくつろぎの空間。その随所に、オーナーさんのこだわりが垣間見えます。各部屋の見学ツアーを行ったのち、松田氏発案の"あみだくじ"で、部屋を引き当てることになりました。
夕食には、オホーツク塩鍋、蝦夷鹿のシチューなど、北海道ならではの食材をたっぷり使ったメニューがずらり。この日、充実した時間と共に過ごした受講生たちが一同に会した懇親会は、大いに盛り上がりを見せました。
丸の内プラチナ大学では、ビジネスパーソンを対象としたキャリア講座を提供しています。講座を通じて創造性を高め、人とつながることで、組織での再活躍のほか、起業や地域・社会貢献など、受講生の様々な可能性を広げます。