●『丸の内みらいの学び場』プロジェクト始動
「学び直し」「リカレント教育」といった用語を、最近よくニュースで見ませんか?
岸田首相も先日講演で、新しい資本主義の実現に向けた原動力は「人」であるとし、人への投資についてその重要性を語っています。人生100年時代における職業人生の長期化や働き方の多様化、また産業構造の変化に伴い、オフィスワーカーには、個人のキャリアアップ・キャリアチェンジへの意欲が求められ、一方企業には、人材育成の取組の推進や教育プログラムの充実などが求められています。
そこで、このたびエコッツェリア協会は
『丸の内みらいの学び場』(*1)と題し、新たにプロジェクトを立ち上げました。
●『丸の内みらいの学び場 with 幻冬舎』について
本年度は、実証プロジェクトとして
『丸の内みらいの学び場 with 幻冬舎』を実施します。
大人のためのカルチャー講座
「幻冬舎大学」(*2)とコラボレーション。多彩なジャンルで活躍する方々の生講義と参加者との質疑応答・意見交換などの交流を通して、新しい時代を生きる「知恵」と「元気」をご提供したいと思います。全3回の講座として、
「ことば再発見」を共通テーマに実施予定。
初回の講師は国立国語研究所准教授で、ベストセラーになった
『日本語の大疑問~眠れなくなるほど面白いことばの世界』(国立国語研究所編 幻冬舎新書)の執筆者のお一人である
柏野和佳子さんです。
一緒に日本語のおもしろさを再発見してみませんか?
*1 エコッツェリア協会は、活動の一つとして「人材育成・学び」を掲げ、大丸有(大手町・丸の内・有楽町)エリアを拠点に取り組みを推進しています。『丸の内みらいの学び場』プロジェクトは、「学び」を大丸有エリアにおけるまちづくりの新機能と位置づけ、オフィスワーカーと企業双方のニーズをサポートすることを目指したプロジェクトです。
*2 「幻冬舎大学」とは、幻冬舎の執筆陣が送る、「人生100年時代」を生きる、大人のためのカルチャー講座(学校教育法等で定める「大学」ではありません)。
概要
開催日時
2022年11月8日(火) 19:00~21:00
場所
3×3Lab Future(さんさんラボ フューチャー)
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・ENEOSビル1階
(東京メトロ、都営地下鉄大手町駅(C10出口)より徒歩2分)
https://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
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参加費
◆幻冬舎plusでチケットご購入の場合 1,650円(税込)
◆Peatixでチケットご購入の場合 1,850円(税込)
※本講座のオンライン配信はありません。
プログラム
19:00-20:00 講座「日本語はこんなに面白い!」/柏野和佳子氏
20:00-20:30 質疑応答/講師と司会者とのトーク
20:30-21:00 交流会(講師・参加者と自由にお話しいただけます)
「やばみ」「うれしみ」の「み」はどこから来たのか? 日本語は難しい言語なのか?「確認させていただいてもよろしいですか」は乱れた日本語なのか? 等々、日本語についての面白くて役に立つ話題が満載です。
申し込み方法
講師
柏野 和佳子(かしの わかこ)
国立国語研究所准教授
1969年東京都出身。東京女子大学で国語学を学び、富士通株式会社を経て、1998年より現所属、2009年より現職。東京工業大学にて博士号(学術)取得。『岩波国語辞典』『広辞苑』の改訂にも携わる。
ご来場時のお願い
・新型コロナウイルスの感染拡大状況および行政からの指示・要請等により、やむを得ずプログラムの中止や一部内容を変更して実施する場合がございます。
・感染防止のため、マスクの着用をお願いいたします。
・会場にアルコール消毒液を設置いたしますので、十分な感染対策にご協力ください。
次回以降の予定
第2回予定:ことば再発見2・真実を綴る「いま国語力が危ない」
講師:石井光太(作家、『ルポ 誰が国語力を殺すのか』著者)
日時:2022年12月8日(木)19時~21時
場所:3×3Lab Future
第3回予定:ことば再発見3・使う「なぜ対話はすれ違うのか」
講師:梶谷真司(東京大学大学院教授、『考えるとはどういうことか』著者)
日時:2023年1月(日時未定)
場所:3×3Lab Future
主催:株式会社幻冬舎、エコッツェリア協会
協力:一般社団法人 66Love協会