丸ビルと新丸ビルの間、東京駅前のおしゃれなオフィス街に、浴衣姿。
「大手町・丸の内・有楽町 打ち水プロジェクト2013」(7/26〜8/31開催)のオープニンングを飾る、「丸の内de打ち水」が行幸通りで行われました。雨が心配されていましたが、晴れ間も見える絶好の打ち水日和。参加企業数44社、総勢1050名の方が参加されました。
同プロジェクトは「大丸有環境ビジョン」の8つのビジョンのうち、「気づいてかわっていくまち」の取り組みのひとつとして2005年にスタート。9回目を迎える今年は、ヒートアイランド対策のための、環境活動「打ち水」を通じて、コミュニティに価値あるコミュニケーションを創出する事を目的に行われました。打ち水には、雨水やビルの排水を再利用した、中水を使用。イベントに関わる電力は、太陽光発電による電力を用いています。
イベント司会は上柳昌彦アナ(ニッポン放送)、増山さやかアナ(ニッポン放送)のお二人。はじめに、福澤武氏(打ち水プロジェクト実行委員長)より挨拶がありました。ひきつづき井上信治氏(環境副大臣)、石川雅己氏(千代田区長)、村井良輔氏(東京都第一建設事務所所長)からの挨拶、澤田南キャスター(株式会社ウェザーニュース)より、打ち水「感測」についてお話がありました。
そしてゲストには、女優、モデルとして活躍中の水沢エレナさん。白地に薄紫のシックな浴衣姿で涼しさを演出されました。
最近取り組んでいるエコ活動は、ペットボトルキャップを集めたり、エアコンではなく扇風機を使ったり、ベランダに打ち水もされるそうです。
いよいよ打ち水です。犬伏まりさん(ニッポン放送)、胡桃咲姫さん(打ち水っ娘2013)の二人も加わり「そ〜れ!」のかけ声とともに、参加者全員で打ち水。涼しい風がふわっと通り抜けました。
打ち水後、感測された気温は31.2度。約0.6℃のマイナスとなりました。
参加者のみなさん、日本古来の伝統的な避暑法を通じて、コミュニケーションを取り、楽しまれていました。
また、これに連動して「東京丸の内盆踊りまつり2013」も丸の内仲通りで開かれました。「涼」を感じながら、仕事終わりの方も、観光に来た方も、日本の夏を楽しんでいらっしゃいました。
日本古来から脈々と引き継がれている世界に誇る江戸文化の知恵「打ち水」を7,8月に大丸有地区で実施します。夏の暑さを和らげる効果とともに、都市に集まる人たちのコミュニティ意識を高めます。行幸通りをはじめとする打ち水イベントのほか、丸の内仲通りに集まる店舗スタッフによる打ち水Weeks活動を行います。