イベントCSV経営サロン・レポート

【レポート】ネイチャーポジティブの経済的可能性とは会員限定

CSV経営サロン 2024年度第1回 2024年8月20日(火)開催

2022年10月にカナダ・モントリオールで開催された第15回生物多様性条約締約国会議(COP15)では、2030年までに生物多様性の損失を止め、回復に向かせる「ネイチャーポジティブ」の重要性が議論されました。この時に採択された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」で具体的な数字目標が盛り込まれたこともあり、今後は様々な国や企業がネイチャーポジティブの取り組みを強めていくことが予想されます。

こうした流れに対して、日本の企業や自治体はどのように相対していくべきなのでしょうか。それを知るために、2024年度のCSV経営サロンは「ネイチャーポジティブ」をテーマに掲げ、全3回に渡ってネイチャーポジティブの最新事情や取り組み方について考えていきます。

8月20日に開催された第1回目のセッションでは、環境省 大臣官房 広報室長(前・自然環境局 生物多様性主流化室長)の浜島直子氏と、JAXAスタートアップ企業である株式会社天地人COOの百束泰俊氏をゲストにお招きし、「ネイチャーポジティブ最前線」を学んでいきました。

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生物多様性と企業のポートフォリオの多様化の類似点

CSV経営サロン

2011年からサロン形式でビジネスに関する様々なプログラムを提供。発足当初から小林光氏に座長を、2017年からは吉高まり氏に副座長をお願いし現在に至っています。
2015年度からは「CSV経営サロン」と題し、さまざまな分野からCSV経営に関する最新トレンドや取り組みを学び、 コミュニケーションの創出とネットワーク構築を促す場として取り組んでいます。

小林光氏

座長:小林光 氏

東京大学先端科学技術研究センター研究顧問 /
教養学部客員教授

慶應義塾大学経済学部卒(1973年)、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士、博士(2010・2013年、共に工学)。
1973年環境省(当時環境庁)入省。京都議定書交渉の担当課長、環境管理局長、地球環境局長、官房長、総合環境政策局長、2009年から2011年まで次官を務め退官。
慶應大学教授、米国イリノイ州にて派遣教授、2016年から現在まで東京大学客員教授。その他日本経済研究センター特任研究員、国立水俣病研究センター客員研究員、地方の環境審議会委員や脱炭素対策検討の委員等を歴任。
再生可能エネルギーを主要なエネルギー源とする資源循環型の社会を構築するために必要な価値観の転換、諸制度の整備などに取り組む。


吉高まり氏

副座長:吉高まり 氏

一般社団法人バーチュデザイン代表理事 /
東京大学客員教授/
慶慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授

明治大学法学部卒、米国ミシガン大学環境サステナビリティ大学院科学修士、慶應義塾大学大学院政策・メディア科博士(学術)。
IT企業、米国投資銀行等での勤務を経て2000年より現三菱UFJモルガン・スタンレー証券において気候変動関連の資金枠組みづくり、カーボンクレジット組成などに関与。政府、地方自治体、金融機関、事業会社などに向けて気候変動、GX、サステナブルファイナンスの領域について講演、アドバイスなどを提供し、新たにサステナビリティ経済の推進の実装を図る。

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