期間:2015年1月10日(土)~2月15日(日)
展覧会紹介
物語絵は、仏教説話や古典文学から象徴的な場面を抜き出して絵に表したものです。
描かれた情景―〈かたち〉には、かならず原典―〈ことば〉があります。ただし、この2つはいつも〈ことば〉から〈かたち〉へという一方向の関係を結ぶわけではなく、互いに響きあい、絵画のほうが物語世界に新しい生命を吹き込むこともありました。
この展覧会では、〈かたち〉と〈ことば〉が密接に、ときに劇的に関わりあうところに物語絵の魅力を探ります。
主な出品作
源氏物語図絵屏風 岩佐勝友
西行物語絵巻 絵/俵屋宗達 詞/烏丸光広(重要文化財)
宇治拾遺物語絵巻 絵/住吉具慶 詞/伝烏丸光雄ほか(重要美術品)
平家物語 一の谷・屋島・壇ノ浦合戦図屏風 不詳
天神縁起 尊意参内図屏風 不詳(重要美術品)
開催時間:10:00~17:00、毎週金曜は19:00まで
(入館は閉館30分前まで)
※月曜休館
入館料 一般1000円、高・大生700円(団体20名以上 各200円引)
※中学生以下無料(但し保護者の同伴が必要)
※障害者手帳をお持ちの方は200円引、その介護者1名は無料です。