
丸の内の夏の風物詩と言えば、打ち水!
今年も7月27日(金)〜8月31日(金)の間、大手町・丸の内・有楽町地区(以下、大丸有地区)において、「大手町・丸の内・有楽町 打ち水プロジェクト2012」が開催されます。
「気づいて、かわっていくまち」をテーマに2005年にスタートした本プロジェクトも、今回で8回目。7月27日(金)には、そのオープニングイベントである「行幸通り de 打ち水」が開催され、外観工事も完成間近となった東京駅を見渡せる行幸通りに、約1,000人が大集合しました。
今日は当日の様子を、たくさんの写真とともに速報でお届けします!
この日の東京(大手町)の最高気温は34.2度。まさに打ち水日和と言うべき、暑い暑い1日となりました。太陽が傾き始め、ようやく心地よい風が吹き始めた午後5時半。浴衣姿の人々が続々と行幸通りに集まってきました。
まずはステージにて、打ち水プロジェクト実行委員長・福澤武史氏、環境副大臣・横光克彦氏、千代田区長・石川雅巳氏によるあいさつや、ウェザーニューズの澤田南キャスターによる解説が行われました。
澤田キャスターによると、この厳しい暑さは9月中旬頃まで続いてしまうのだとか。この時点での気温は31.6度。さて、打ち水で何度まで気温を下げることができるのでしょうか?
さらにステージにはタレントの河北麻友子さんもピンクの浴衣姿で登場。華やかなオープニングとなりました。
そしていよいよ打ち水開始!
「そ〜れ!!」の掛け声と共に、みんなで一斉に水をまきました。 みなさん本当に楽しそうな笑顔です。
打ち水後は、みなさんで記念撮影をしたり、浴衣姿を褒め合ったり、しばらく「祭りの後」を楽しむ姿が見られました。こんな風に、同僚同士でも普段とはちょっと違う雰囲気で会話ができることも、打ち水イベントのお楽しみのひとつですね。
打ち水後、ウェザーニューズにより"感測"された気温は30.2度。約1.4度のマイナスとなりました。1000人のパワー、なかなかの成果ですよね。ひとときの"涼"を感じられた瞬間でした。
「大手町・丸の内・有楽町 打ち水プロジェクト2012」では、今後も様々な打ち水イベントが予定されています。大手町・丸の内・有楽町エリアに備蓄されている雨水などの"中水"を利用し、涼しさと共に環境への意識も伝える、このエリアならではの取り組みです。お近くのイベントに、ぜひ足を運んでみてください。
8/1(水)12:30~13:00
親ガモの後に続いて通りを渡る愛らしい子ガモの姿で有名な三井物産の人工池前広場で、いっせいに打ち水。周囲にお勤めの方々も多数参加します。
場所:三井物産 人工池前広場
8/6(月)17:30~18:00
有楽町駅前という絶好のポイント。有楽町を中心に、丸の内から銀座までお買い物や食事に出かける方も気軽に参加できます。ミニライブ等もありますよ!
場所:有楽町イトシア前広場
8/9(木)12:30~13:00、17:30〜18:00
昼はこども環境プログラム「エコキッズ探検隊」と環境エコユニット「にゃんだぶぅ」のステージイベントとのコラボレーション。夜はいつものオフィス街から雰囲気を変えた夏祭り「大手町・縁日」を開催し、どなたでも楽しく打ち水に参加できます。
場所:東京サンケイビル メトロスクエア1F「フラット」
8/14(火)15:30~16:00
東京国際フォーラム主催イベント「丸の内キッズジャンボリー2012」で賑わう中、たくさんの子供たちと一緒に打ち水をします。もちろん親子参加も大歓迎。打ち水に併せてプチイベントも予定しています。
場所:東京国際フォーラム1F「地上広場」
7/27(金)~8/31(金)
丸の内仲通り、有楽町エリア周辺の各ショップ・施設では期間中に路面に打ち水をし、涼感と共に街に訪れる皆さんをおむかえします。
場所:丸の内仲通り、有楽町エリア周辺
日本古来から脈々と引き継がれている世界に誇る江戸文化の知恵「打ち水」を7,8月に大丸有地区で実施します。夏の暑さを和らげる効果とともに、都市に集まる人たちのコミュニティ意識を高めます。行幸通りをはじめとする打ち水イベントのほか、丸の内仲通りに集まる店舗スタッフによる打ち水Weeks活動を行います。